日本語: 7番十楽寺鐘楼門
十楽寺(じゅうらくじ)は徳島県阿波市土成町高尾にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所霊場の第7番札所。光明山(こうみょうざん)蓮華院(れんげいん)と号する。本尊は阿弥陀如来。竜宮城を思わせる美しい朱ぬりの鐘楼門がある。
目次 [非表示]
1 起源と歴史
2 伽藍
3 文化財
4 宿坊
5 年中行事
6 御詠歌
7 所在地
8 交通アクセス
9 隣の札所
10 関連項目
[編集] 起源と歴史
開基は空海(弘法大師)と伝えられる。弘法大師が阿弥陀如来を本尊として樟の木を刻み高さl9mの阿弥陀如来坐像を造り安置し、人間の八つの苦難(生、老、病、死、愛別離、怨憎会、求不得、五陰盛)から開放され、十の光明に輝く楽しみ(極楽浄土に往生する生が受ける十の快楽)が得られるようにと、寺号を光明山十楽寺とした。
当初は現在地から3km離れた十楽谷の奥の堂ケ原という地に広大な伽藍を擁していたが、戦国時代に長曽我部元親の戦火により焼失。時の住職であった真然が本尊を背負い、大門ケ原の小屋に仮安置し、弟子には経本を背負わせて避難させたものの、途中で矢に射られ、経本を置いたまま逃がれたため経本も焼失し現在その跡が経塚として残る。江戸時代の1800年(寛永12年)現在地に再建される。現在の本堂は明治時代に再建されたもの。楼門、大師堂、書院なども建立された。この付近は承久の乱(1221年)によって 土佐の幡多に流された土御門上皇の行在所のあった所といわれ、当時は御所村と呼ばれていた。
その他、眼病に効く地蔵尊、水子地蔵、波切不動尊、愛染堂、護摩堂などがある。「たらいうどん」が名物。
[編集] 伽藍
山門
本堂
大師堂
[編集] 文化財
[編集] 宿坊
あり(250人)。
[編集] 年中行事
[編集] 御詠歌
「人間の 八苦を早く 離れなば 到らんかたは 九品十楽」
[編集] 所在地
徳島県阿波市高尾法教田58
TEL 088-695-2150
[編集] 交通アクセス
鉄道
JR四国高徳線 - 板野駅
道路
高速道路:土成IC
[編集] 隣の札所
四国八十八箇所
6 安楽寺 -- 7 十楽寺 -- 8 熊谷寺
[編集] 関連項目
四国八十八箇所
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