用户:Pbdragonwang/惑星公主蜥蜴骑士

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惑星公主蜥蜴骑士
惑星のさみだれ
The Lucifer and Biscuit Hammer
假名 ほしのさみだれ
罗马字 Hoshi no Samidare
类型 奇幻
漫画
作者 水上悟志
出版社 少年画报社
连载杂志 YOUNG KING OURs
丛书 YKコミックス
连载期间 2005年4月—2010年8月
册数 全10卷

惑星公主蜥蜴骑士》是水上悟志所绘制的日本青年漫画作品。

概要[编辑]

该作品于《YOUNG KING OURs》(少年画报社)2005年6月号到2010年10月号连载,是继作者在同一杂志连载的《散人左道日语散人左道》之后第二个长期连载,其特色为具有紧张感的设定及作者特有之畅快的情节转折。

故事简介[编辑]

身为主人翁的雨宫夕日在某天早上,被一只喋喋不休的蜥蜴告知说他已经被选为要拯救世界的骑士之一,而最初对此漠不关心的夕日却突然遭到身为敌人的魔法使所制作出的泥娃娃袭击。就在已经有就此死掉的觉悟时,他被应该要守护的公主朝日奈五月雨给救了,而后更在见识到五月雨异于常人的气概后向她宣誓了忠诚。于是一对主从诞生了,夕日的战斗也从这里拉开了序幕。

用语[编辑]

戒指骑士(指轮の骑士)
是指由各个身为戒指随从的动物所选出,以打倒魔法使为目的的12位骑士。而各个骑士的称号则会冠上戒指随从的动物名,形成“○○骑士”的模式。而骑士的手上会出现戒指作为被选为骑士的证明。骑士对于是否要战斗并没有被施加任何强制力,完全由个人的自由意志决定是否要战斗。不过即使像夕日刚开始拒绝成为骑士,仍会遭到泥娃娃不论是非地袭击。而被选为骑士的人们,也有全部都成为与魔法使同等存在的可能性。
契约的报酬
被选为骑士的人,在缔结契约后可以得到实现一个愿望的权利,作为面对不知何时会阵亡的战斗之报酬与提供给拒战者的交换条件[1]:28。但是,也有不少像“让死者复活”、“打倒身为敌方首领的魔法使”等等无法实现的愿望。此外如果许下了希望他人死去的愿望,许愿者会承担这份业障而提高在战斗中死去的几率。
戒指随从(従者)
挑选骑士并将之告知被选者,并作为伙伴陪在骑士身旁的动物们。与战斗无关的人是看不到他们的身影的。只能与骑士保持在一定范围的距离,即使故意试着要与随从分开也会以空间转移的方式返回。戒指随从不需要吃东西,而是从骑士身上取得能量,也因此会与骑士的身体状况处在相同的状态。此外身为戒指随从的动物与骑士的性格、性质多少有些因果关联。骑士若是死亡,戒指随从也会随之消灭。
掌握领域
是为了与泥娃娃战斗而让成为戒指骑士的人获得的特殊能力。将意识集中在戒指上后便能发动[1]:11。该特殊能力为念动力,但随着使用者不同也会有各式各样特性。能量的来源即是使用者的体力,所以锻练体能可以强化掌握领域的效果与持续时间[1]:27、28。而技能的固定名称是由使用者自行命名,不过其实并没有特别命名的必要。
幻兽の三骑士
黒龙(インビジブル)、灵马(ユニコーン)、神鸟(フレスベルク)からなる3人の骑士。骑士でありながら精霊アニマと契约を交わした姫に匹敌する强大な力を持つとされているが、当初は12人の獣の骑士の中にその存在はなく、谜に包まれていた。后にダンスがアニマの手により马からユニコーンとなり、獣の骑士が変化してなる存在だと判明した。
アニマが一定の条件の元で(インビジブルの际は力を望んだ夕日と白道の决闘)、従者を変身させる(何故かフレスベルグの际はバニーガール风のマジックスタイルで)。南云宗一郎の霊马(ユニコーン)、白道八宵の黒竜(インビジブル)、茜太阳の神鸟(フレスベルク)が幻獣の骑士となったが、全ての獣が幻獣への変化が可能なのかは不明。
饼干锤子(ビスケットハンマー)
魔法使亚尼姆斯所造出最大的泥娃娃[1]:41,是能够将地球击碎的巨大锤子。平常漂浮在卫星轨道上,只有意识到它“就在那里”的人才能够看到饼干锤子。也有极少数虽然没有认知到锤子的存在,但能够察觉到其气息的人。
布鲁斯‧旋转‧怪兽(ブルース・ドライブ・モンスター)
精灵阿尼亚所造出的对饼干锤子用反小天体兵器。只有除了认识到“可见的绝望”饼干锤子还抱持希望的人才能看到其存在。据阿尼亚所说,她“一直在等待能见到这个的人”。

登场人物[编辑]

※声优キャストはドラマCD版のもの。

主角[编辑]

雨宫 夕日 (あまみや ゆうひ)
柿原彻也
主角,平凡的大学生として日々を送っていたが、ある朝目の前にいたノイによって指轮の骑士の一角であるトカゲの骑士に选ばれる。头の回転が速く、无爱想で冷淡な性格の合理主义者だが、内心の弱さを隠す壁でもある。スケベ。异常に酒に强く、初めて饮酒した际には一绪に饮んだ冰雨からざると评されていた。カナヅチ。好物はラーメンで、近所のラーメン屋“界王轩”に周一で通っている。
幼い顷家族に不幸があり、それを原因として祖父から虐待を受けていた。その为、重度の人间不信に陥っており、全ての物事に対し无関心な日々を送っていたが、さみだれとの出会いによって强く感化され、彼女に自身の全てを捧げる事を誓う。骑士となって以降 さみだれやノイと接し、东云半月との出会いと离别、さみだれの家庭の事情に関わる等の様々な経験を経て性格も少しずつ変化していき、祖父とも和解の道を歩む。
泥人形との戦いで东云半月が自らをかばい死亡したことが元のトラウマも重なってPTSDとなり、一时的に泥人形と戦えなくなった。だがそれを克服する。同时に半月の交わしていた骑士の契约によって半月の技を托された。自身の身体能力や経験・感覚が伴っていないため、纯粋な戦闘能力では三日月やさみだれには及ばなかったが、三日月に败北したことをきっかけに足りないものを见出し、日々の训练で成长を続けている。
掌握领域は“掌握空域 天の庭(バビロン)”。薄く伸ばしたドーム状の掌握领域を広げることにより、相手の动きを阻害し、かつ自分の动きの补助をさせるというものである。本人はこれを“考えることをやめては使えない力”と称している。この技は梦の世界における生前の东云半月との戦闘の际に披露したもので、それまでは长らく掌握领域に名称をつけていなかった。
初期から、简易な掌握领域の运用として足场代わりにしており、跳跃したり、落下时に减速したりするというもの。念动力であるため夕日以外の人间にも作用し、夕日を追って崖から飞び降りた泥人形の姿势を崩したり、さみだれの足元に领域を作って撃ち出したりもしている。また、风巻の泥人形との模拟戦において领域を変形させ、半月の方天戟と同型の掌握领域を放ったが、威力は半月のものには劣っている。
作者はキャラクターデザインの雏型として、自身の短编作品‘がんばってちゃんとやめよーぜ’の主人公、水岛の可能性を示唆している。
诺伊‧克雷塞多(ノイ=クレザント)
声:西村朋纮
トカゲの姿をした夕日の従者であり友人。骑士道精神を重んじ、正义感が强い生真面目で実直な性格。夕日の冷酷な部分を知る唯一の存在であり、夕日とは度々冲突しながらも次第に理解を深め、パートナーとして绊を育んでいく。夕日が精神的に追い込まれる局面で彼を救い、また己の无力さを叹いた时には逆に夕日に救われた。
日常生活においてはTV番组や映画などを人并みに楽しむなどコミカルな一面も见せている。また夕日が気にしているポイントを的确に突くのが上手いのか、度々逆さ吊りにされる事もあった。姫でありながら魔王としての侧面を持つさみだれと、それを强く信奉する夕日达の事を苦々しく思っており、何とか止めようとしている。
度々読者に対して状况の说明をしたり、内容と掲载时期のズレにツッコミを入れたりとメタフィクション的行动を取る。その度に夕日に“何言ってんだ”と突っ込まれるという、作者の心情代弁を担う役でもある。
朝日奈 五月雨 (朝日奈 さみだれ;あさひな さみだれ)
声:水树奈奈
女主角。精霊アニマと契约を交わした骑士たちの守るべきにして、内心では爱する世界を永远に自分の物にしたいがために自分がいる世界の破壊を望む魔王。普段は明るく阔达な性格だが、魔王としての威厳に溢れた冷酷な一面も持つ。夕日と会う梦の中では常に魔王としての表情が颜を覗かせている。
连载开始时点で15歳、作中で16歳の诞生日を迎えた。长く関西で暮らしており、関西弁で喋る。小柄ながら大食家で、大盛りラーメンを完食して达成の记念写真の张り纸が贴られている。家族からの爱称は“さみ”。夕日の暮らすアパートに邻接する一戸建て住宅で暮らしており、知り合った后はベランダ越しに夕日の部屋へ度々访れている。
アニムスに単独で対抗し得る存在であり、殴る蹴るだけで初期の泥人形もまるで问题にしない。その后半月との特训を続け彼の死后にはその技の1つを修得する事に成功した。 その力はあくまでアニマから供给されている物であり、アニマの力の残量によっては、日常生活に支障を来すまで体力が落ちた。
幼い顷から重い病を患っているが、 アニマとの契约で姫となったことで健常者と変わらない生活が出来ている。 父以外の家族は彼女が赤子だった顷から长く海外で暮らしており、年に数回しか帰国しなかった。
作者はキャラクターデザインの雏型として、短编作品‘がんばってちゃんとやめよーぜ’のヒロイン、がんばってちゃんの可能性を示唆している。他にも作者の他作品の登场人物と友人同士と言った里设定があり、32话でその様子が描かれている。
阿尼亚(アニマ)
声:阿澄佳奈
さみだれと契约を交わし、彼女を姫とした精霊(プリンセス)。その正体はアニムスの双子の妹であり、世界をかけた戦いの根干を司る存在。基本的にはアニマが契约者の意识を乘っ取っているはずのが、アニマの意识は眠っており、力はさみだれの自由意志で振われている。。
アニムスとの戦いも佳境に入る中で唐突に目覚め、さみだれや骑士たちの前に姿を现す。不思议な衣装をまとった无表情な少女の姿で、マイペースで何を考えているかわからない。马の骑士の従者ダンス=ダークをユニコーンへと変貌させる前には、骑士たちを一方的に招集し、また一方的に解散させる。その振る舞いを知る従者达は彼女の目覚めを闻いた际に一様に溜息をついた。
カジキマグロの骑士秋谷は、アニマが夕日に何かしらの可能性を见出していることを示唆しており、実际に夕日と対面した时も彼に兴味を示した。ただし、マイペースな态度は夕日に対しても変わらず彼の质问に対してもなかなか答えない。

戒指骑士[编辑]

东云 半月 (しののめ はんげつ)
犬之骑士。つかみ所のない飘々とした青年。28歳。何でも屋を営んでいる。家伝と推测される古武术“古云流”の达人で、暴力団を1人で壊灭させるなどした事から里社会では风神と呼ばれ恐れられている。加えて犬の骑士はノイ曰く獣の骑士12人の中で最强の掌握领域を持ち、本来なら骑士数人がかりで立ち向かうとされる泥人形を1人で一方的に破壊し、姫として绝大な力を持つさみだれも軽々とあしらった。
幼い顷の出来事がきっかけで独自の正义论を持ち、最も身近な大人として夕日やさみだれに大きな影响を与えた。冰雨に対して一目惚れし、积极的にアプローチをしていた。
泥人形との戦闘中に夕日をかばって攻撃を受け死亡、死の间际に契约の报酬によって、自らの技を夕日へと譲り渡した。
掌握领域は枪のような力场を敌に打ち込む“方天戟”。
鲁多‧修巴利耶(ルド=シュバリエ)
犬の姿をした东云半月の従者。自称武士で一人称は拙者。皮肉屋で夕日とは相性が悪い。半月は幼い顷に饲っていた犬の名であるノコと呼んでいるが本人は嫌がっている。前回の戦いについて最后まで记忆しており、夕日が半月を超えたときにはそれを教えると约束したが、半月が死亡したために教えることなく消灭する。消灭の际には“ふくろうに気を付けろ”という言叶を残した。
东云 三日月 (しののめ みかづき)
声:白石稔
乌鸦骑士。半月の弟で兄同様に戦闘に长けるが、古云流の使い手ではなく戦い方は我流。普段は集団の中心にいる社交的な性格だが、内面は异常なほどの戦闘狂で强者と闘うためには手段を选ばず、暴走族を単独で壊灭させた事もあって闘鬼三日月とも呼ばれており、兄共々警察にも名前を知られている。戦闘狂という点を除けば明るいムードメーカーで良くも悪くも里表の无い性格であり、面倒见のいい一面もある。
夕日と同じ大学に在籍しており彼の助言担当教员が冰雨だが、彼女のことをちゃん付けで呼ぶので本人からは怒られている。
强大だった兄の背を追い続けており兄の想いを受け継いだ夕日に执着するが、自分を一撃で吹き飞ばしたさみだれに一目惚れしたことで一时休戦としている。しかし、夕日が半月の技を継承したと知ると强引に戦いを仕挂け圧胜し、その时点での夕日の力の歪さを指摘した。
南云と初めて私闘をした际には掌握领域の使い方も知らなかったが、その后1周间の山笼もりを経て多数の掌握领域を相手の周囲に张り巡らせ、それを足场にして三次元的な攻撃を行う“掌握结界 封天阵”を身に付けた。その际に夕日が泥人形戦で负った伤と左右対称の额の右に伤を负っている。
后に夕日が风巻の泥人形との模拟戦で使用した方天戟を见て兄の技だと気付き、封天阵全てを枪状にして撃ち下ろす作中初の広范囲攻撃“戟军・封天阵”を编み出した。ただし、戟军は体力の消耗が激しく1度の戦闘で1回しか使用できない。
対人戦では夕日や南云を破ったほどの実力を持つが、戦闘狂な性格による独断専行が原因で泥人形との実戦経験は八つ目が最初。风巻の能力で作った泥人形相手の模拟戦には嬉々として参加している。
契约の愿いを、インドを放浪中の际に、道端で踊っていた少女にパンをあげることに使った。
姆(ムー)
三日月的戒指随从,外形是乌鸦。非常沉默寡言。パンを出して欲しいという三日月の愿い事を简単に了承したことをリーに“イカれている”と言われる。
南云 宗一郎 (なぐも そういちろう)
声: 稲田彻
马之骑士。生存している骑士の中では最年长の42歳。集结した骑士たちのリーダー的存在で泥人形との戦闘ではさみだれも含めた他の面々に迅速な指示を出す。责任感が强く生真面目で、仲间たちに戦う者としての覚悟を促す一方で、まだ若い子供である昴、雪待、茜たちを戦场に出すことにためらいがあり、戦场においては身命を赌して守り通す覚悟でいる。
元刑事であり、正义に対して强いこだわりを持っている。かねてから警察という组织に思うところがあり、骑士として契约を交わしたことを契机に辞职した。コネがあるのか辞职后も里社会に通じている様子。
戦闘においては多様な足技を使う。百烈脚という连続蹴りを必杀技としている(実际は60が精々らしい。但し若い顷は名前通りの百烈脚だった)。掌握领域は平面状の力场で相手を拘束する“倾天平面(たかまがはら)”。平らな正方形の领域で、他の骑士と领域を重ねることを想定したものでもある。
アニマの手でダンスが霊马(ユニコーン)となった事で彼の力も大きく强化され、领域の形も正方形から帯状に変化し、八つ目の泥人形と短时间ではあるが互角に渡り合う程パワーアップした。その际の技名は“ドリルキック仮”。后に“仮”が取れ、“ドリルキック”と叫ぶようになる。
妻と宗二という名前の息子がいるが别居中。警察を辞职して以降无职だが、吃茶店ではさみだれらの分まで代金を払い、獣の骑士団の合宿时の费用をほぼ负担するなどしており、どこから金を出しているのか他の人物から疑问に思われている(株で成功、実家から借りるなど忆测による仮说は挙げられている)。パチンコ店から出てくるところや、漫画吃茶らしき场所にいる姿が描かれている。夕日らと吃茶店に入った时はパフェを赖み、アニマに突然呼び出された时はソフトクリームを舐めているなど、甘党でもある。
丹司‧达克(ダンス=ダーク)
声:喜山茂雄
马の姿をした宗一郎の従者。実直だが朴讷としてどこかとぼけた性格。男は乘せない主义で、それを知らずに乘ろうとした南云を振り落として腰を负伤させた(南云はその负伤により寝込んでいる间に辞职を决意)。
アニマによって、幻獣“霊马(ユニコーン)”となった。能力が强化された以外は体の色が変わって角が生えただけで、その他の変化は无い。
白道 八宵 (はくどう やよい)
声:桑岛法子
蛇之骑士。おっとりした容貌と雰囲気を持つ巨乳美人。普段は温和だが、独特の価値観・生死観を持っており、非常时に濒しては冷淡とも取れる判断を下す。いわゆる“怒らせると怖い性格”で、とある出来事以来三日月からは“姐さん”と呼ばれている。契约の报酬に、“家族が死ぬ时は笑って死ねるように”と愿う。
学生时代から神余に剣术を习っており、戦闘では木刀を使う。掌握领域は武器に缠わせる纽状の“炎状刃(フランベルジュ)”。武器そのものの攻撃力を高める他、弾かれた武器を手元に引き戻す。単独での攻撃力は泥人形の表面に軽い切り伤を付ける程度が限界だが、南云と领域を重ねる多重领域“炎の魔剣(フレイムタン)”(南云命名)として七つ目の泥人形の片腕を切り落としている。
初めて泥人形と戦った际に助けられた事をきっかけに夕日に惹かれていくが、彼とさみだれの会话を偶然耳にし、彼らの本来の目的が地球の破壊である事を知る。掌握领域で対人戦闘を前提とする领域の使用法を见せ、黒竜の権利を挂けて戦った。
シアが黒竜(インビジブル)となったことで幻獣の骑士となった彼女の力も大きく强化され、数本の长く太いひも状の掌握领域を操る“万首大蛇(よろずくびおろち)”を使うようになった。
オタクであり、コスプレを趣味としている。他人には秘密にしていたが、アニマに一方的に招集された际に皆の前でコスプレ姿を晒す事となる。
希亚‧慕恩(シア=ムーン)
蛇の姿をした白道の従者。飘々とした軽い性格だが、八宵との初対面时に彼女の生死観に惊いたり、さみだれが七つ目の泥人形を吹っ飞ばした际には大口を开けて呆気にとられるなど、どちらかというと常识的。八宵のことを“やーこ”夕日のことを“あまみー(雨宫だから)”と呼ぶ等、他人を独特の呼び名で呼ぶ。幻獣“黒竜(インビジブル)”となり、全体的に巨大化して、小さい手足が生え、背には毛、头部には2本の角らしき物が生えるなど文字通り竜の姿になった。ほとんど一人称を出さないが、“俺”であるため、男性人格であると思われる。
风卷 豹 (しまき ひょう)
黒猫骑士。シャープな印象の名前とは里腹に大柄な肥満体型、温和な性格で常に泰然としている男性。旅行が趣味。大食汉でさみだれと共に大盛りラーメンを完食して赏金を获得し、さみだれ同様挑戦不可になっている。夕日たちの住む町に邻接する市にある大学に勤めて心理学の研究をしており、冰雨とは古い友人でもある。
深い知识欲を持っており、骑士の契约の际にはアカシックレコードの掌握を愿ったが叶わなかった。梦を通じてアニムスと交流を持っており、アニムスやクーからは魔法使いに最も近い人间と言われている。アニムスから全知を求める仲间となる诱いを受けたが、知识は人类を幸せにする手段であって目的ではないという信念から拒绝した。また、梦でアニムスを攻撃した际に彼を守る茜太阳と対峙し、茜がアニムスの侧に付いている事を知るが、何らかの思惑の元に黙杀している。
アカシックレコードの掌握を却下された代わりとして、掌握领域の特殊强化を愿い、大地から泥人形を生み出す“创造领域 地母神(キュベレイ)”を得る。作り出した泥人形にはドイツ语の曜日や季节等、时间をイメージした命名をする。。通常の掌握领域も使用できるが、地母神と领域の并用が出来るかは不明。
酷‧立靼(クー=リッター)
黒猫の姿をした风巻の従者。物腰丁宁で“~なの。”と言う语尾が特徴的。人格は女性であるらしく、作者がHPに拟人化絵を载せるなどしていた。
星川 昴 (ほしかわ すばる)
鸡之骑士。中学1年生で雪待、茜らと同じ“年少组”。凛々しい外见のはきはきとした礼仪正しい少女で、雪待とは幼驯染。
三日月を介して夕日たちと合流する前は雪待、カジキマグロの骑士秋谷稲近と行动を共にし、泥人形を1体倒している。恩师である稲近の复雠に燃えており、强者を求めてアニムスを探す三日月と行动を共にするうち、彼を意识するそぶりを见せる。
态度や外见は阔达としているが运动は苦手で気が弱く、幼い顷は雪待によく守ってもらっていた。一方で思虑深く、冷静に状况を见极めることができる。稲近の矛盾の话を基にした最强の矛と盾を持つ“最强の戦士”の话を闻かされ、矛と盾が1つの物であれば矛盾はせず、どんな时も雪待と力を合わせるように教えられている。
掌握领域は雪待と2人で形成する“无敌の盾”と“最强の矛”。“无敌の盾”は泥人形の攻撃を防ぎ、その盾を相手にぶつけるのが“最强の矛”。獣の骑士で最强の威力を持つ犬の骑士である半月の“方天戟”でも一撃では泥人形の体表を削り取る程度だったが、“最强の矛”は稲近の攻撃でダメージを负っていたとはいえ泥人形を一撃で粉砕する程の威力がある。ただし、発动までに3秒から4秒の时间がかかる。
契约の报酬に、“雪待が幸せになりますように”と愿う。
里‧索雷优(リー=ソレイユ)
鶏の姿をした昴の従者。非常に短気で、失礼かつ乱暴な口を利くためよく昴にたしなめられている。昴のことを非常に大事に思っているらしく、よく“嫁にはやらん”と口にする。
月代 雪待 (つきしろ ゆきまち)
龟之骑士。中学1年生で昴、茜らと同じ“年少组”。マイペースでおっとりしている糸目の少女で、昴とは幼驯染。
合流前は昴、カジキマグロの骑士秋谷稲近と行动を共にし、泥人形を1体倒している。
ゆったりとした物腰だが幼い顷は気が强く、昴に意地悪して泣かせる事もあった。また小学校3年の顷から稲近に空手を教わっており、上级生の男子を泣かせたり运动が苦手で気が弱い昴を守っていたりしていた勇敢な少女。现在も1人で空手の稽古を続けている。
自分にはない昴の思虑深さを深く信赖しており、泥人形に袭われ、稲近が倒れた局面でもうろたえる昴を叱咤し、判断をゆだねている。
九つ目の泥人形との戦闘中に茜が“因果乱流(パンドラ)”を使用する所を目撃したが、风巻にそれとなく口止めされた。
昴と同様に稲近から矛盾の例え话からなる一连の教えを受けた。
掌握领域は昴と2人で形成する“无敌の盾”と“最强の矛”。
契约の报酬に、“昴が幸せになりますように”と愿う。
隆‧尤艾(ロン=ユエ)
亀の姿をした雪待の従者。老齢らしく落ち着いてのんびりした性格。戦闘中は右に左に振られて状况を把握出来ていないらしい。
日下部 太朗 (くさかべ たろう)
鼠之骑士。高校生。花子とは幼驯染で家も邻同士、部屋も向かい合っており窗から屋根づたいに行き来出来る。
强気な振る舞いをしているが根は小心者。しかし芯は强く、まっすぐな勇気を持っている。料理人を目指しており、料理の腕は中々のもの。花子に想いを寄せているが、当の花子は気づいている素振りを见せない。
最初は骑士として戦うことを渋っていたが、花子が愿いの代偿として生存率が下がったことを知り、彼女を守るために戦うことを决意した。九つ目の泥人形との戦闘中に花子を庇おうとして死亡。死に际に花子へ自分の想いを告げた。骑士の契约の愿いは花子が致命伤を负った际に回复させることで、太朗が庇わずとも花子は助かったため、花子の従者であるキルには无駄死にと言われたが、実际には太朗という大事な存在の死によって彼女が背负っていた业を赎っている。
なお彼は他の骑士と异なり、副题“骑士 ○○○○”(○には名前が入る)回の表纸で骑士の姿を见せるパターンではなく、単行本中扉の副题“勇者”でその姿を披露するという异なる演出が取られている(この絵は花子の扉絵と繋がっており、太郎が差し出した剣を花子が受け取る形になっている)。骑士団のメンバー达からはその素直で阔达な性格を爱されており、九体目の泥人形との再戦には全员が丧服、丧章を身につけて临み、胜利した后は夕日や南云、三日月までが周囲を惮らず涙を流した。
掌握领域は精密作业に特化しており、手にした野菜を细かく切り刻んで见せた。后に、夕日のアドバイスから空気を细かくかき乱して高温を発生させ、燃料(油など)を着火・爆発させる“荒神(あらがみ)”として完成させた。
蓝思‧流米艾尔(ランス=リュミエール)
ネズミの姿をした太郎の従者。威势のいい性格だが小心者。キルの事は嫌いだと言っているが“古典的ラブコメ”について语り合い、太朗が死んで自らも消える间际には绝対に死なないように言うなど、根の部分では繋がっていた様子がある。
宙野 花子 (そらの はなこ)
螳螂骑士。三つ编みに眼镜。成绩优秀な高校生で太朗とは幼驯染。カナヅチ。
常に穏やかな微笑を湛えているが、喜怒哀楽の感情が希薄で生への执着も薄くなっていたが、感情が戻りつつあった。九つ目の泥人形との戦闘において致命伤を负うが、太朗の骑士の契约の愿いにより回复。
骑士の契约の报酬として、ニュースで偶然见た连続强盗杀人犯の死を愿ったため、业を背负い死亡率が高まるというペナルティを课せられていた。
掌握领域は分子の运动を抑制させ、水を瞬时に冻らせる极低温を発生させる。本人は适当に“よく冷え~る”と名付けていたが周囲から突っ込まれたが、太朗の死后、戦う意思を新たにした际に能力名を“勇者の剣(クサカベ)”と名付ける。11体目の泥人形との决戦时には、同じ温度操作能力として日下部 太朗の“荒神”を披露している。
基尔‧松内(キル=ゾンネ)
カマキリの姿をした花子の従者。契约の报酬で他人の死を愿えば死亡率が高まる事を、偶然か故意かは不明ながら花子に伝えなかった。“自分が付くのは最も勇気がある者”と话すが、ランスには“勇気ではなく思考放弃の舍て钵”と责められた。
表面上は非常に冷酷で薄情な性格のように见えるが、太郎の仇を讨とうとする花子をランスの最后の言叶を思い出しながら鼓舞するなど、感情的な一面も持つ。
茜 太阳 (あかね たいよう)
猫头鹰骑士。12歳で雪待、昴らと同じ“年少组”。中性的な容姿の少年で、普段は年齢に似合わず落ち着いた振る舞いをしているが、感情的な面もある。ノイは初対面时に夕日と似ているとの感想を持った。カナヅチ。
アニムスの侧に付いて彼を守护しており、アニムスは“神(ぼく)の骑士”と呼んでいた。しかし茜自身はアニムスを嫌悪している态度を隠さない。现在その事実を知るのは梦で対峙した风巻豹のみ。しかし风巻はその事を他人には喋らず、茜には“宿题は自分でやる物”という助言をしている。アニムスと风巻をまとめて“化け物ども”と悪态をつく一方で、风巻の真意を测りかねている。アニマにより骑士达が招集された际には白道の露出度の高いコスプレに対して赤面して目を逸らすなど、年齢相応な部分も见受けられる。
実母とは死别しており、父はあまり家に帰らず継母とは折り合いが悪い。2人とも再婚后に生まれた弟にかかりっきりで、父が帰宅するたびに半ば追い出されるような形で小遣いを贳って外食してくるよう言われるなど、家庭环境に恵まれていない点でノイの感想通り夕日と共通している。外食を缲り返す割に好きな食べ物はなかったが、南云に诱われて界王轩のラーメンを食べてからは、足しげく通っている。
10体目の泥人形の本体と、未完成ながら方天戟を使い単独で戦って胜利し、戦闘后にアニマの手でロキが神鸟(フレスベルク)となり幻獣の骑士となった。
掌握领域は混沌领域“因果乱流(パンドラ)”。时间をかき乱す能力で、诞生から间もないものなら简単に破壊できるが、ある程度时间が経ってしまったものには效かない。ピュアノプシオン戦以降は伤の治疗も行えることが判明した。他の骑士たちと同様の掌握领域も别に使える。
幻獣の骑士となってからは、能力を制御しおとなしくさせることで、スタミナ回复や衣服の复元などを広范囲で行える“时空静流”という混沌领域を使うようになる。これにより骑士达は体力を必要とする大技の连発も可能となったが、意识の疲労までは回复できないため使用するほどに太阳に疲労が蓄积していく。
本来太阳の时空系能力はアニムスが自身の能力を贷し与えていたものだったが、アニムスとの最终决戦で能力の返还を迫られた际、骑士の契约の愿いを使用してそれを拒否した。それとともに能力も强化され、スタミナだけでなくダメージも回复させる“时空清流”を使えるようになる。
洛基‧海利欧斯(ロキ=ヘリオス)
フクロウの姿をした太阳の従者で、老人のような话し方をし、落ち着いた雰囲気を持つ。骑士の侧として胜てない戦いを続ける事に饱きたと话し、茜に里切りを唆した。しかし、真意は何よりも自らがついた骑士を死なせたくないと思っており、その为には胜てる侧に付いた方が良いという考えからの行动である。幻獣“神鸟(フレスベルク)”となり、体も全体的に大きくなった。
秋谷 稻近 (あきたに いなちか)
旗鱼鲔鱼骑士。夕日たちと合流する前の雪待、昴と行动を共にし、2人から师匠と呼ばれ慕われていた。2人と共に泥人形1体を倒したが、引き换えに命を落とす。名前はローマ字にすると回文になっており、夕日は伪名であると推测した。
500年间を生き続けた超能力者で、5歳のときに大地震(明応地震)による津波に攫われ、生还した际に神通力に目覚める。その噂を闻いてやってきた仙人の弟子となって修行をするなかで、ある时アカシックレコードとコンタクトし、全知者となる。彼はその半生において多くの者に多くの知识を授けながら、自分の全知が及ばないさまざまな経験を得ていく。その后、人生の终盘に向かうに连れて徐々にその能力は弱まり、现代においてはわずかな未来视と念动力のみしか行使できなくなっていた。本人は生涯最后の弟子である昴と雪待に力が流れていたためと考えたが、详细は不明。
己がビスケットハンマーを巡る戦いで命を落とす事も500年前から知っており、命日の前日に夕日への手纸と自らの半生を缀った本を书き残す。アニマについても何らかの情报を持っていたらしく、手纸にはアニマが夕日に何らかの可能性を见出していることを示唆している。最期の日が近づくにつれ、全知の记忆を持ちながら死を恐れる自分を知る。死の间际、どのような超绝的な力を持とうと人としての心がある限り、自分を含めた骑士たちも魔法使いも同じ人间であるという言叶を昴と雪待に托し、2人によってその言叶はアニムスへと伝えられた。
雪待と昴を幼少の顷から最后の弟子としてさまざまなことを教え、彼女らに最期を见取られるのも知っていた。
掌握领域かどうかは不明だが、重伤を负った身で最后の力を振り绞り、雷を落とす“天沼矛(アマノヌボコ)”という技で泥人形にダメージを负わせた。契约の报酬は何も愿わずに散る。
赞‧阿玛鲁(ザン=アマル)
カジキマグロの姿をした稲近の従者。宙に浮かんだ巨大なカジキマグロで、インパクトのある容姿は稲近も惊かせたが、その威容の割に気弱で良识的な性格。“存在自体が出オチ”とは稲近の弁。
出会って早々に稲近から1ヶ月も経たない内に死ぬことを闻かされ、凹んでいた。
泥人形の攻撃から昴と雪待をかばって致命伤を负い、自らの役目は终えたとする稲近を叱咤し、尽きかけている命をもって最后の教えを子供达に施すよう促した。

敌侧[编辑]

アニムス
世界を灭ぼすといわれる绝大な力を持った魔法使い。骑士の戦いは彼を倒すことで终了するとされる。常にパジャマのような姿で、外见は脱力して飘々とした冴えない男性だが、圧倒的な力を持っている。惑星のみならず、时空间をも容易に砕く程の超能力者。初登场时は、7体目ヘカトンバイオンの口の中から现れた。
正体は本人曰く未来から过去へと溯り原初まで収束する先进波であり、宇宙を创造した神という名の超能力者と対になる破壊神。ビスケットハンマーは原初に溯るための手段であり、幼少期に地球の感触を确かめるために初めてビスケットハンマーを発动した际、地球を破壊すると时空を溯れることを知った。それ以降は全ての始まりを知るために知识欲に従って地球の破壊を缲り返している。
アニマは彼自身の妹であり、アニマは彼の破壊を止めるために姫と骑士达というゲームを作っていると述べた。夕日はその言动から、ゲームのルールという制约を成り立たせる事で、アニマがアニムスとハンマーを抑止していると推测した。

其他[编辑]

朝日奈 冰雨 (朝日奈 冰雨;あさひな ひさめ)
夕日就读之大学的助理教授,五月雨的姐姐。夕日からシスコンと言われるほど妹を溺爱している。三日月の助言担当教员でもある。
母に付いてフランスに留学し27歳で博士号を取得。帰国后は大学(夕日、三日月、火渡が在学)の助教授についた才媛だが、それを感じさせないフランクな性格の持ち主。大学でも人気があるが、繊细な一面もある。アニムスとの戦いなどについては何も知らない一般人だが、梦で目覚める前のアニマと交流があり、アニマが目覚めてからも戦いとは无関系でありながらアニマの存在を认识できる。
さみだれに対する溺爱ぶりとは里腹に、过去に起因する彼女と母との関系にひそかな悩みを抱えている。また、医学者として渡航した母と违い日本に残るという选択肢もありながら留学したため、自身もさみだれに姊として认められているかという悩みを抱えている。
半月に一目惚れされ交流を持つ中で次第に意気投合し、亲密な间柄となるがその矢先に半月は死亡し、夕日に半月のことを好きだったのかも知れないと话し号泣。以降、半月に代わって大人の手本を见せることを誓うと共に、夕日とは折に触れて故人の思い出を共有することになる。
朝日奈 时雨 (あさひな しぐれ(?))
冰雨とさみだれの父。重病に冒されていたさみだれを救うために研究员であった妻の春子と娘の冰雨がフランスに渡った后、男手一つでさみだれを育てた。元々は奔放な性格で、さみだれがアニマとの契约によって健康を取り戻し、冰雨が帰国した后は1年の殆どを家で过ごさず、気ままに帰ってくるようになる。
仕事は小说家で、ペンネームは“蝉时雨”。夕日が彼の作品のファンである。
作者の别作品“散人左道”の主人公フブキと交流があることが仄めかされている。
朝日奈 春子 (あさひな はるこ(?))
冰雨とさみだれの母。博士号も持っている优秀な医学者で、さみだれの病気の治疗法を研究するためにフランスに在住している。溌剌とした女性。
さみだれが幼少の顷に研究のため彼女の傍を离れており、さみだれには复雑な感情を持たれていたが、夕日のさみだれに対する后押しもあり和解。
仕事から帰宅した际には立ったまま寝ておりそのまま歩くという特技なのか梦游病なのかよく判らない行动をする。
火渡 (ひわたり)
与夕日就读同一间大学的少女,全名不明。喜欢神秘的事物,梦想要嫁给超能力者。在偶然目击到夕日使用掌握领域救猫后,便开始积极地想要得到夕日的心。趣味嗜好を除外しても、どこかずれた感性の持ち主。
火渡的姐姐
南云还在当刑警的部下,全名不明。夕日同学火渡的姐姐。具有名为未来视的超能力。
ショタコンで、南云の持ち歩く息子の写真を无断で抜き取ってコピーするなどしていた。しかし正义感は强く、子供が被害を受ける犯罪に対して强い怒りを覚えている。
夕日的祖父
本名不明。刑事だった夕日の父が铳の密売に関わっていた同僚に杀され、その葬仪の最中に母も失踪したことから人间に绝望する。それから夕日が大学に进学するまでの10年间、人に関わるなと言い闻かせ続け、言いつけを破れば锁で缚り、物置に闭じ込めるという虐待を缲り返していた。その锁のイメージは、夕日のトラウマとして何度か登场する。
夕日が大学に进学し、祖父の家を离れたのと入れ替わりに小石达と暮らすことになるが、その生活の中で本来持っていた优しさを取り戻し、夕日に谢罪した。
病気により自分が长くないことは知っていたが、夕日の骑士の契约により完治したと思われる。しかし、唐突な交通事故により死亡。后に夕阳の梦の世界に、夕阳の父とともに登场する。
小石 (こいし)
夕日の従妹。全名不明。夕日が大学に进学し、祖父の家を离れたのと入れ替わりに家族とともに祖父の家で暮らす。纯粋な明るさと优しさは、重度の人间不信に陥り、孙の夕日にもそうあるように强要し続けたはずの祖父を変えてしまう。
神余 (かなまり)
ホームレス。フルネームは不明。剣术の达人で、白道に请われて剣の指南を请け负っている。様々な方面の仕事に手を出したが本人曰く“剣术以外どれも才能がなかった”と、すべてに谛観した风に过ごしているが、别れた妻や病気の娘の存在に头を悩ませる一面もある。
戦いとは无関系の一般人ながら、ビスケットハンマーの存在に気付いている様子が见られる。南云とは古い知人であり、彼に赖まれてマークII手榴弾を仕入れてくるなど、その素性や人脉に谜の多い人物である。
魔法少女マジカル・マリー
作中に度々登场する剧中剧。媒体は深夜アニメ作品でパンチラシーンが多い。魔法少女が猛獣のようなパートナーを连れて、主に刃物や打撃武器などで敌を倒すという血なまぐさい作风。半月とさみだれがこのアニメについて语り合ったり、白道が登场キャラのコスプレをしたりしている场面などがある。
主人公のマリーは、作者の短编作品‘怪人夏伍郎’(‘水上悟志短编集げこげこ’収录)の登场人物である。
爱玩超人インコマン
作中に度々登场する剧中剧。古い特撮番组で、南云が过去に敌役として出演したことがある。夕日と三日月の会话にも出てきている。マイマクテリオンが2度目に现れたときはこの姿で登场している。

泥娃娃[编辑]

アニムスや风巻の创り出した人形。人に酷似したものからまったく异なるものまで様々な形态のものがある。戦いが始まった当初から现れるたびに目玉の数が増え、その数に比例して强力な力を持つものとなっている。マイマクテリオンによると大雑把ながらも感情を持っているらしい。
本来姫を倒すことが目的のはずだが、なぜか今回の泥人形は骑士を狙っている。ネーミングや骑士の人数から风巻は全部で12体ではないかと推测している。剧中では“○体目”、“○つ眼”と呼ばれることが多い。また従者同様一般人には姿を见る事は出来ない。
指轮の骑士达は泥人形の出现を察知することができ、刃のイメージとして表现される。
亚尼姆斯的泥娃娃
一体目(ガメリオン?)
初めて现れた一つ眼の泥人形。人型で、両腕が刃物になっている。夕日を袭うも駆けつけたさみだれに粉砕される。
二体目(アンテステリオン?)
一体目と似た姿の二つ眼の泥人形。両腕の刃物は3本の指のようになっている。街中に现れ夕日を袭うが、さみだれに倒される。
エラペボリオン
人型で、左腕が无い代わりに巨大な右腕を持つ三つ眼の泥人形で、岩をも砕くパンチ力を持つ。夕日の実家に出现し夕日を袭うが、夕日の策により断崖绝壁から地面に叩きつけられ倒された。夕日が単独で倒した唯一の泥人形。
四体目(ムニュキオン?)
右腕が刃物になった四つ眼の泥人形。街中に出现し夕日を袭うが、かけつけた半月の方天戟の连撃によって倒される。なぜか交通ルールを守り、赤信号では横断歩道を渡らなかった。
五体目(タルゲリオン?)
球体に4本の腕がついた特殊な形状の五つ眼の泥人形。4本の腕を使って自在に飞び回る素早さを持つ。夕日をかばった半月を倒すも、同时にくらった方天戟で大きなダメージを负い、さみだれの一撃で撃破された。初めてさみだれの攻撃を防いだ泥人形でもある。
六体目(スキロポリオン?)
4足歩行で甲罗を背负ったような动物型の六つ眼の泥人形。口から出す针状の弾丸が武器で、秋谷に致命伤を负わせた。秋谷の天沼矛でダメージを负い、昴と雪待の最强の矛で倒された。剧中夕日が遭遇していない唯一の泥人形。
ヘカトンバイオン
怪獣のような姿の巨大な七つ眼の泥人形。人型で弱いが再生能力を有する三つ眼の泥人形と、獣型ですばしっこい四つ眼の泥人形が合体して诞生した。一度はさみだれに吹き飞ばされたが倒されておらず、アニムス出现のためのゲートとして机能した。
その后はしばらく休んでいたようだが、獣の骑士団の夏合宿の场に出现。夕日、さみだれ、三日月を除く骑士达を圧倒するも、风巻に一瞬の隙をつかれて体内からゾンダークに食い破られ、骑士団の掌握领域集中炮火で倒された。
メタゲイトニオン
巨大なトカゲのような姿の八つ眼の泥人形。巨大な口による噛み付きと、无数のトゲが生えた尻尾による强力な打撃が武器。
初戦では南云のドリルキックで尻尾を破壊され退散した。2戦目では尻尾による攻撃で骑士団を苦しめるも、南云の掌握领域で押さえつけられ、骑士団の领域集中炮火を受け倒された。
ボエドロミオン
巨大な人马一体の骑士のような姿の九つ眼の泥人形。右腕がランスに、左腕が盾になっており、攻守ともに强力な泥人形。常にピュアノプシオンとともに出现し、骑士団の戦力を分断させる戦法を取る。初戦では南云、风巻、昴、雪待、三日月を除く骑士団と対决し、太朗の命を夺うも、太朗が最期に放った荒神を喰らい逃走。
二戦目は太朗の仇讨ちに燃える骑士団の猛攻を受け逃走するも、待ち受けていた花子によって倒された。
ピュアノプシオン
无数の群全体で1体という特殊なタイプの泥人形。“三神骸”と呼ばれる特别制の泥人形の1つ。1体1体は小さな一つ眼の泥人形で大して强くは无いが、1体でも残っているとそこから増殖し、戦う度に少しずつ强くなっていく。
剧中では6度も出现し骑士団を苦しめる。6度目の戦闘で戦闘に参加した全ての个体が倒され、その后太阳が彼の部屋の押入れに隠れていた最后の1体を倒し、完全に倒された。
マイマクテリオン
自在に姿を変える変身能力を持った11个眼の泥人形で、“三神骸”の1つ。本来の姿は馒头のような姿だが、普段は少年の姿をとっている。
言叶を话す事が出来、半月や太朗に化けて骑士达をからかったり、読书や映画を観て知识を吸収しようとしたりする等、泥人形では初めて明确な意思を见せている。 太阳をよくつき合わせており、太阳の姿を借りて入れ替わる事もある。本や映画、人间の生活に兴味を持ち、太阳にその协力をしてもらう。人间の生活に触れ、秋谷の“大海!!激生记”を読むことで“自己とは何か”“泥人形とは何か”について深く考えることになる。
初戦ではマジカル・マリーの姿で登场。さみだれ、南云、风巻とフライタークを相手に圧倒する実力を见せた。2戦目では爱玩超人インコマンに変身して登场、骑士団を軽くあしらい、风巻の8体目の泥人形をも破壊した。最终戦では骑士団の猛攻に耐え切るも、风巻の3体の泥人形との相打ちに终わった。
顽强であり、骑士団の攻撃も全くダメージを受けていないかのように见えたが、自らの変身能力でダメージを隠していた事によるものであり、その修复にはある程度の时间を必要とする。
ポジディオン
山よりも巨大な12个眼の泥人形で、“三神骸”の1つ。全身に无数のトゲが生えた人型で、太平洋上にアニムスが作り出した架空の岛で骑士団と対决した。
骑士団全员の掌握领域を重ね合わせた最终领域“流れ星の矢(ネガイカナウヒカリ)”の第1射で左腕を吹き飞ばされながらも进撃するが、さみだれとエンデに阻まれ、第2射をくらい倒された。実际の强さは不明だが、南云曰く“流れ星の矢がなければ为す术无く一撃で全灭していただろう”と评している。
风巻の泥人形
ゾンダーク
风巻がアニムスに招待された梦の世界で作り出した一つ眼の泥人形。头部に4本の牙があり、回転しながら突进する。太阳の因果乱流(パンドラ)で倒され、残骸はヘカトンバイオンに喰われてしまったが、ヘカトンバイオンに直接触れることで风巻が残骸を操作し、腹を食い破る大ダメージを与える。
ゾンダークはドイツ语で“日曜日”の意味。
モンターク
上半身が人型、下半身が獣型の二つ眼の泥人形。メインの武器は针のついた尻尾で、拳自体には対した威力がなく、骑士団の模拟戦に使われていた。メタゲイトニオン戦にも使われるも、尻尾の一撃で粉砕された。
モンタークはドイツ语で“月曜日”の意味。
ディンスターク
风巻がメタゲイトニオンに近づけて作った三つ眼の泥人形。主な武器は牙で、背中には模拟戦用の手刀を持つ。メタゲイトニオンの脚に噛み付きダメージを负わせるも、粉砕された。
ディンスタークはドイツ语で“火曜日”の意味。
ミッドヴォッホ
4本の腕を持つ四つ眼の泥人形。4本のうち上2つは普通の腕で、下2つは刃状になっている。ボエドロミオンの枪を喰らい破壊されるが、夕日の方天戟との同时攻撃で枪を破壊した。
ミッドヴォッホはドイツ语で“水曜日”の意味。
ドンナスターク
5本の腕とキノコのような头が特徴の五つ眼の泥人形。头部には南云が手配した手榴弾が复数収纳されており、対ピュアノプシオン戦でそれを使用して自爆した。
ドンナスタークはドイツ语で“木曜日”の意味。
フライターク
巨大な腕を持つロボットのような形状の六つ眼の泥人形で、风巻が上部に搭乘する。风巻の自信作であったが、マイマクテリオンに破壊されてしまう。
フライタークはドイツ语で“金曜日”の意味。
ゾンアーベント
风巻が夕日の描いたイラストを元に作り出した七つ眼の泥人形。ヘカトンバイオンを思わせる巨大な怪獣型で、両腕も颜になっているのが特徴。骑士団の前で披露され、三日月と白道を相手の模拟戦でも善戦したが、本気になった白道に破壊されてしまった(ちなみに本人には壊す気はなかった)。さすがにショックだったのか、破壊された后风巻は涙を流す。
ゾンアーベントはドイツ语で“土曜日”の意味。
フリューリング
右腕が丸ごと巨大な铳身になった八つ眼の泥人形。左腕は牙の并んだ口のようになっており、左腕で砕いて饮み込んだ岩や土を弾丸にして右腕から撃ち出す。マイマクテリオンの隙を突いて背后からゼロ距离射撃の连射を浴びせるが、直后に破壊されてしまう。
フリューリングはドイツ语で“春”の意味。
9つ眼、10つ眼、11つ眼
自らの能力の极意をつかんだ风巻が、マイマクテリオン戦で作り出した泥人形たち。风巻が“アニムスの泥人形の雰囲気に似せる必要も无かった”と悟った为、これまでの泥人形とはかなり意匠が异なり、9つ眼は木の怪物(本来の眼のほか、2つの眼と口を思わせる穴がある)、10つ眼は甲胄を缠った人间型の戦士、11つ眼は毛むくじゃらで右腕が巨大な怪物(头部はアリクイを思わせる)の姿をしている。
3体同时に创造され、3体がかりでマイマクテリオンに挑む。全て破壊されながらも、マイマクテリオンを撃破した。
名は明かされていないが、季节の名前であるとするとゾンマー、ヘルプスト、ヴィンターの顺となる。
エンデ
巨大なクーの姿を模した12体目の泥人形で、风巻曰く“最も信赖できる形”らしい。
さみだれとともにポジディオンと戦い、流れ星の矢(ネガイカナウヒカリ)の第2射までの时间を稼いだ。直后のアニムスとの最终决戦でも戦ったが、アニムスの攻撃を受け粉砕された。
エンデはドイツ语で“最后”の意味。
ツークンフト
本来12体までしか泥人形を生み出せない风巻が限界を超えて作り出した13体目の泥人形で、その姿は巨大な风巻そのもの。限界を超えたためか风巻の疲労は相当大きいようで、创造后は髪が半ば白髪と化していた。
ツークンフトはドイツ语で“未来”の意味。

单行本情报[编辑]

册数 日文
少年画报社刊,YOUNG KING OURs
繁体中文
长鸿
1 2006年1月27日发售(ISBN 4-7859-2605-8 2006年9月7日发售
2 2006年9月27日发售(ISBN 4-7859-2687-2 2007年3月14日发售
3 2007年5月28日发售(ISBN 978-4-7859-2787-5 2007年11月2日发售
4 2007年10月26日发售(ISBN 978-4-7859-2872-8
5 2008年5月26日发售(ISBN 978-4-7859-2967-1
6 2008年10月29日发售(ISBN 978-4-7859-3050-9
7 2009年4月30日发售(ISBN 978-4-7859-3153-7
8 2009年11月10日发售(ISBN 978-4-7859-3262-6
9 2010年5月19日发售(ISBN 978-4-7859-3385-2
10 2010年11月30日发售(ISBN 978-4-7859-3518-4

参考来源[编辑]

  1. ^ 1.0 1.1 1.2 1.3 《惑星公主蜥蜴骑士》第一册