半藤一利
外觀
半藤一利 | |
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出生 | 1930年 東京市 |
逝世 | 2021年1月12日 (90歲) |
母校 | |
職業 | 小說家、評論家 |
配偶 | Mariko Handō |
獎項 | 山本七平賞、菊池寬獎、Jirō Nitta Bungakushō |
半藤一利(日語:半藤 一利/はんどう かずとし Handō Kazutoshi,1930年5月21日—2021年1月12日),是一名知名的日本作家、散文家,專長為寫作近現代特別是昭和時期的歷史。祖先來自長岡藩,出生於東京府東京市向島區(今 東京都墨田區)。畢業於東京大學文學部國文科,其後與田中健五一同進入文藝春秋工作。
親族
[編輯]妻子是半藤末利子,舊姓松岡,為作家松岡讓與筆子(夏目漱石長女)夫妻的四女。妻子家族中有多人也有不少人執筆,如下所示:
- 妻之外祖父:夏目漱石(小説家)
- 妻之外祖母:夏目鏡子(隨筆家)
- 岳父:松岡譲(小説家)
- 妻之大舅父:夏目純一(小提琴家)
- 妻之二舅父:夏目伸六(隨筆家)
- 妻:半藤末利子(隨筆家)
- 大姨子:松岡陽子·麥克倫(文學研究者)
著作
[編輯]單著
[編輯]- 《日本のいちばん長い日--運命の八月十五日》(當初の名義は 大宅壯一編, 文藝春秋新社, 1965年/角川文庫, 1980年)
- 《決定版 日本のいちばん長い日》(文藝春秋, 1995年/文春文庫, 2006年)
- 《人物・太平洋海戦》(オリオン出版社, 1969年)
- 《魚雷戦第二水雷戦隊》(R出版, 1970年/改題「ルンガ沖魚雷戦」 朝日ソノラマ[航空戦史文庫], 1984年)
- 改題《ルンガ沖夜戦》(PHP研究所, 2000年/PHP文庫, 2003年)
- 《日本海軍を動かした人びと--勝海舟から山本五十六まで》(力富書房[リキトミブックス], 1983年)
- 改題 《日本海軍の栄光と挫折--列伝で読む組織の盛衰》(PHP研究所, 1994年)
- 改訂・改題 《日本海軍の興亡》 (PHP文庫, 1999年/PHP研究所, 2008年)
- 《聖斷--天皇と鈴木貫太郎》(文藝春秋, 1985年/文春文庫, 1988年/PHP研究所, 2003年/PHP文庫, 2006年)
- 《山本五十六の無念》(恆文社, 1986年)
- 増訂版 《山本五十六》(平凡社, 2007年/平凡社ライブラリー, 2011年)
- 《昭和史の転回點》(図書出版社, 1987年/改題「ドキュメント太平洋戦爭への道」 PHP文庫, 1999年)
- 《コンビの研究--昭和史のなかの指揮官と參謀》(文藝春秋, 1988年)
- 改題 《指揮官と參謀 コンビの研究》(文春文庫, 1992年)
- 《日本參謀論》(図書出版社, 1989年)
- 《山縣有朋》(PHP研究所「幕末・維新の群像 第9巻」, 1990年/PHP文庫, 1996年/ちくま文庫, 2009年)
- 《大相撲こてんごてん》(ベースボール・マガジン社, 1991年/文春文庫, 1994年)
- 改題 《大相撲人間おもしろ畫鑑》 (小學館文庫, 2008年)
- 《歴史探偵 昭和史をゆく》(PHP研究所, 1992年/PHP文庫, 1995年)
- 《漱石先生ぞな、もし》(文藝春秋, 1992年/文春文庫, 1996年)
- 《続 漱石先生ぞな、もし》(文藝春秋, 1993年/文春文庫, 1996年)
- 《列伝・太平洋戦爭》(上・下、PHP文庫, 1995年)
- 《完本 列伝・太平洋戦爭--戦場を駆けた男たちのドラマ》(PHP研究所, 2000年)
- 《戦士の遺書--太平洋戦爭に散った勇者たちの叫び》(文春ネスコ, 1995年/文春文庫, 1997年)
- 《戦う石橋湛山--昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論》(東洋経済新報社, 1995年、新裝版2001年、2008年/中公文庫, 1999年)
- 《荷風さんと「昭和」を歩く》(プレジデント社, 1995年/「永井荷風の昭和」 文春文庫, 2000年/「荷風さんの昭和」 ちくま文庫, 2012年)
- 《歴史探偵の愉しみ》(PHP研究所, 1996年/「歴史探偵 近代史をゆく」 PHP文庫, 2013年)
- 《歴史探偵かんじん帳》(毎日新聞社, 1996年)
- 《漱石先生大いに笑う》(講談社, 1996年/ちくま文庫, 2000年)
- 《漱石先生がやって來た》(日本放送出版協會, 1996年/學陽書房[人物文庫], 2000年)
- 《漱石俳句を愉しむ》(PHP研究所[PHP新書], 1997年)
- 《幕末辰五郎伝》(日本放送出版協會, 1997年/ちくま文庫, 2001年)
- 《ノモンハンの夏》(文藝春秋, 1998年/文春文庫, 2001年)
- 《漱石俳句探偵帖》(角川書店[角川選書], 1999年/文春文庫, 2011年)
- 《レイテ沖海戦》(PHP研究所, 1999年/文春文庫, 2001年)
- 《ソ連が満洲に侵攻した夏》(文藝春秋, 1999年/文春文庫, 2002年)
- 《一茶俳句と遊ぶ》(PHP研究所[PHP新書], 1999年)
- 《徹底分析川中島合戦》(PHP研究所, 2000年/PHP文庫, 2002年)
- 《手紙のなかの日本人》(文春新書, 2000年)
- 《歴史をあるく、文學をゆく》(平凡社, 2001年/文春文庫, 2004年)
- 《「真珠灣」の日》(文藝春秋, 2001年/文春文庫, 2003年)
- 《清張さんと司馬さん--昭和の巨人を語る》(日本放送出版協會, 2001年/文春文庫, 2005年)
- 《風の名前 風の四季》(平凡社新書, 2001年)
- 《この國のことば》(平凡社, 2002年)
- 《遠い島ガダルカナル》(PHP研究所, 2003年/PHP文庫, 2005年)
- 《漱石先生お久しぶりです》(平凡社, 2003年/文春文庫, 2007年)
- 《日本國憲法の二〇〇日》(プレジデント社, 2003年/文春文庫, 2008年)
- 《それからの海舟》(築摩書房, 2003年/ちくま文庫, 2008年)
- 《昭和史 1926-1945》(平凡社, 2004年/平凡社ライブラリー, 2009年)
- 《戀の手紙 愛の手紙》(文春新書, 2006年)
- 《昭和天皇ご自身による「天皇論」》(五月書房, 2006年/講談社文庫, 2007年)
- 《昭和史 戦後編 1945-1989》(平凡社, 2006年/平凡社ライブラリー, 2009年)
- 《荷風さんの戦後》(築摩書房, 2006年/ちくま文庫, 2009年)
- 《其角俳句と江戸の春》(平凡社, 2006年)
- 《昭和史探索 1926-46》(全6巻、ちくま文庫, 2006-07年)
- 《昭和史殘日録 1926-45》(ちくま文庫, 2007年)
- 《昭和史殘日録 戦後篇》 (ちくま文庫, 2007年)
- 《幕末史》(新潮社, 2008年/新潮文庫, 2012年)
- 《坂口安吾と太平洋戦爭》(PHP研究所, 2009年/「安吾さんの太平洋戦爭」 PHP文庫, 2013年)
- 《隅田川の向う側 私の昭和史》(創元社, 2009年/ちくま文庫, 2013年)
- 《昭和・戦爭・失敗の本質》 (新講社, 2009年)。「昭和と日本人 失敗の本質」 (同選書版, 2011年)
- 《15歳の東京大空襲》(築摩書房[ちくまプリマー新書], 2010年)
- 《漱石・明治・日本の青春》(新講社, 2010年)。(同選書判, 2011年)
- 《ぶらり日本史散策》(文藝春秋, 2010年/文春文庫, 2012年)
- 《名言で楽しむ日本史》(平凡社ライブラリー, 2010年)
- 《世界はまわり舞台》(創元社, 2010年)
- 《あの戦爭と日本人》(文藝春秋, 2011年/文春文庫, 2013年)
- 《墨子よみがえる》(平凡社新書, 2011年)
- 《聯合艦隊司令長官 山本五十六》(文藝春秋, 2011年/文春文庫, 2014年)
- 《日露戦爭史 1》(平凡社, 2012年)
- 《日露戦爭史 2》(平凡社, 2013年)
- 《日露戦爭史 3》(平凡社, 2014年)
- 《若い読者のための日本近代史 私が読んできた本》(PHP文庫, 2014年)
- 《昭和史をどう生きたか》(東京書籍, 2014年)
共著
[編輯]- (吉田俊雄)《全軍突撃-レイテ沖海戦》(オリオン出版社, 1970年)
- 改題《レイテ沖海戦》(上・下、朝日ソノラマ〈航空戦史文庫〉, 1984年)
- (戦史研究會編)《原爆の落ちた日》(文藝春秋, 1972年/改題「原爆投下前夜」 角川文庫, 1985年)
- (湯川豊)改題《原爆が落とされた日》(PHP文庫, 1994年)
- (荒川博・イラスト谷井建三)《風・船のじてん》(蒼洋社, 1987年)
- (江坂彰)《撤退戦の研究--日本人は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか》(光文社, 2000年/光文社知恵の森文庫, 2006年)
- (秦郁彥・橫山恵一)《太平洋戦爭-日本海軍戦場の教訓》(PHP研究所, 2001年/PHP文庫, 2003年)
- (戸高一成)《日本海海戦かく勝てり》(PHP研究所, 2004年、PHP文庫, 2012年)
- (吉岡忍ほか)《司馬遼太郎がゆく「知の巨人」が示した「良き日本」への道標》(プレジデント社, 2001年)
- (荒川博)《風の名前 風の四季》(平凡社新書, 2001年)
- (阿川弘之)《日本海軍、錨揚ゲ!》(PHP研究所, 2003年/PHP文庫, 2005年)
- (秦郁彥・橫山恵一・戸高一成)《歴代海軍大將全覧》(中公新書ラクレ, 2005年)
- (保阪正康・松本健一・原武史・冨森叡児)《昭和-戦爭と天皇と三島由紀夫》(朝日新聞社, 2005年/朝日文庫, 2008年)
- (井筒和幸・井上ひさし・香山リカ・姜尚中・木村裕一・黒柳徹子・猿谷要・品川正治・辛酸なめ子・田島征三・中村哲・ピーコ・松本侑子・美輪明宏・森永卓郎・吉永小百合・渡辺えり子)《憲法を変えて戦爭へ行こう という世の中にしないための18人の発言》(岩波書店[岩波ブックレット],2005年)、ISBN 4000093576
- (保阪正康・中西輝政・戸高一成・福田和也・加藤陽子)《あの戦爭になぜ負けたのか》(文春新書, 2006年)
- (童門冬二・松岡正剛ほか)《勝者の決斷-指揮官と參謀の戦略思考》(ダイヤモンド社, 2006年)
- (戸高一成)《愛國者の條件》(ダイヤモンド社, 2006年/「日本人と愛國心 昭和史が語るもの」 PHP文庫, 2014年)
- (山根基世ほか)《いま、子どもが危ない!-子どもを救う「言葉の力」》(五月書房,2007年)
- (平間洋一・戸部良一ほか)《昭和陸海軍の失敗-彼らはなぜ國家を破滅の淵に追いやったのか》(文春新書,2007年)
- (御廚貴・原武史)《卜部日記・富田メモで読む人間・昭和天皇》(朝日新聞出版,2008年)
- (保阪正康)《昭和の名將と愚將》(文春新書,2008年)
- (保阪正康)《「昭和」を點検する》(講談社現代新書,2008年)
- (秦郁彥・前間孝則)《零戦と戦艦大和》(文春新書,2008年)
- (藤原正彥ほか)《父が子に教える昭和史―あの戦爭36のなぜ?》(文春新書, 2009年)
- (鴨下信一・磯田道史)《司馬遼太郎 リーダーの條件》(文春新書, 2009年)
- (安野光雅)《三國志談義》(平凡社, 2009年)
- (橫山恵一・秦郁彥・原剛)《歴代陸軍大將全覧 明治編》(中公新書ラクレ, 2009年)
- (橫山恵一・秦郁彥・原剛)《歴代陸軍大將全覧 大正編》(中公新書ラクレ, 2009年)
- (橫山恵一・秦郁彥・原剛)《歴代陸軍大將全覧 昭和篇 太平洋戦爭期》(中公新書ラクレ, 2010年)
- (橫山恵一・秦郁彥・原剛)《歴代陸軍大將全覧 昭和篇 満州事変・支那事変期》(中公新書ラクレ, 2010年)
- (保阪正康・竹內修司)《佔領下日本》(築摩書房,2009年/ちくま文庫(上下), 2012年)
- (保阪正康・井上亮)《「東京裁判」を読む》(日本経済新聞出版社, 2009年/日経ビジネス人文庫, 2012年)
- (秦郁彥・保阪正康)《「BC級裁判」を読む》(日本経済新聞出版社, 2010年)
- (井上亮)《いま戦爭と平和を語る》(日本経済新聞出版社, 2010年)
- (保阪正康)《「戦後」を點検する 》(講談社現代新書, 2010年)
- (安野光雅・中村願)《《史記》と日本人》(平凡社, 2011年)
- (金子兜太)《今、日本人に知ってもらいたいこと》(ベストセラーズ, 2011年)
- (加藤陽子)《昭和史裁判》(文藝春秋, 2011年/文春文庫, 2014年)
- (秦郁彥・原剛・松本健一・戸高一成)《徹底検証 日清・日露戦爭》(文春新書, 2011年)
- (秦郁彥・戸高一成)《連合艦隊・戦艦12隻を探偵する》(PHP研究所, 2011年)
- (澤地久枝・戸高一成)《日本海軍はなぜ過ったか 海軍反省會四〇〇時間の証言より》(岩波書店, 2011年)
- (保阪正康・立花隆・田城明)《體験から歴史へ 〈昭和〉の教訓を未來への指針に》(講談社, 2013年)
- (竹內修司・保阪正康。松本健一)《戦後日本の「獨立」》(築摩書房, 2013年)
- (宮崎駿)《腰ぬけ愛國談義》(文藝春秋〈文春ジブリ文庫〉, 2013年)
- (保阪正康)《そして、メディアは日本を戦爭に導いた》(東洋経済新報社, 2013年)
- (保阪正康)《総點検・日本海軍と昭和史》(毎日新聞社, 2014年)
- (磯田道史)《勝ち上がりの條件 軍師・參謀の作法》(ポプラ社〈ポプラ新書〉, 2014年)
編著
[編輯]- 《太平洋戦爭 日本軍艦戦記》(ビジュアル版文春文庫, 1985年/文春文庫plus, 2005年)
- 《昭和史の家》(寫真垂見健吾、文藝春秋, 1989年)-解説擔當
- 《夏目漱石青春の旅》(ビジュアル版文春文庫, 1994年)
- 《「昭和」を振り回した男たち》(東洋経済新報社, 1996年)
- 《昭和を振り回した6人の男たち》に改題 (小學館文庫, 2003年)
- 《日本史が楽しい--歴史探偵団がゆく》(文藝春秋, 1997年/文春文庫, 2000年)-座談集
- 《昭和史が面白い-- 歴史探偵団がゆく》(文藝春秋, 1997年/文春文庫, 2000年)-座談集
- 大宅壯一《昭和の企業》(編・解説、ちくま文庫, 2000年)
- 《21世紀への伝言--名言にみる「日本と世界」の100年》(文藝春秋, 2000年)
- 《栗林忠道 硫黃島からの手紙》(文藝春秋, 2006年/文春文庫, 2009年)
- 《私の昭和の戦爭》(アスコム, 2007年)
- 《敗戦國ニッポンの記録-米國國立公文書館所蔵寫真集》(上・下、アーカイブス出版, 2007年)
- 《日本のいちばん長い夏》(文春新書, 2007年) - 座談の司會
- 《知識ゼロからの太平洋戦爭入門》(幻冬舎, 2009年)、監修
- 《日本史はこんなに面白い》(文藝春秋, 2008年/文春文庫, 2010年) - 対談集
- 《日米開戦と真珠灣攻撃秘話》(秦郁彥・橫山恵一共編/中公文庫, 2013年)
音聲
[編輯]- 《完全版昭和史》(日本音聲保存 CD6枚組+テキスト、2005年)
- 《完全版昭和史 戦後篇》(日本音聲保存 CD6枚組+テキスト、2006年)
- 《半藤一利「完全版昭和史」》(日本音聲保存 CD15枚組、2009年)
- 《半藤一利「完全版幕末史」》(日本音聲保存 CD15枚組、2010年)