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三得利學藝獎

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三得利學藝獎サントリー學芸賞)是一個由公益財団法人三得利文化財團主辦的學術獎。

歷史[編輯]

1979年(昭和54年)創,對象為日本語執筆、日本國內出版的人文科學社會科學研究者,但得獎者的國籍職業都不限,雖然多為研究機關和大學裏面的教員。正賞有一個楯,副賞則由200萬円現金。同一人物不能重複獲獎,也不能對逝去者進行追賞。

1994年(平成6年),大塚英志手塚治虫戰後漫畫的性關係研究『戦後まんがの表現空間 記號的身體の呪縛』獲得社會・風俗部門獎。2002年(平成14年)切通理作宮崎駿漫畫中的愛情論研究『宮崎駿の〈世界〉』在同部門獲獎。Template:要出典範囲

一方で、批判としては賞自體が持つ學際性ゆえか、受賞対象の書籍の専門性について疑問が投げられることがある。たとえば、2006年(平成18年)の竹內一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』などに関しては漫畫研究者から「受賞にふさわしいレベルの著作でない」などの批判が寄せられた[1][2]

部門和評審委員[編輯]

選考委員は2010年11月現在

五百旗頭真(1991-)・豬木武徳(1993-)・植田和男(2005-)・北岡伸一(1999-)・船橋洋一(2001-)
大笹吉雄(1997-)・高階秀爾(1979-)・芳賀徹(1993-)・三浦雅士(2002-)・渡辺裕(1997-)
奧本大三郎(1999-)・川本三郎(1999-)・玄田有史(2010-)・佐伯順子(2001-)・袴田茂樹(2007-)
岩井克人(2005-)・鹿島茂(1999-)・田中明彥(2002-)・御廚貴(1999-)・鷲田清一(1998-)
過去的評審委員

全受賞者[編輯]

政治・経済部門[編輯]

1970年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1979年 大嶽秀夫 東北大學助教授 『現代日本の政治権力経済権力』 岐阜県 政治過程論
日本政治
小池和男 名古屋大學教授 『労働者の経営參加』を中心として 新潟県 労働経済學
斎藤明 毎日新聞社政治部副部長 『転換期の安保』への寄與を中心として 東京都

1980年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1980年 野口悠紀雄 一橋大學助教授 『財政危機の構造』を中心として 東京都 日本経済論
ファイナンス理論
香西泰 経済企畫庁経済研究所
総括主任研究官
『日本経済展望』への寄與を中心として 兵庫県 日本経済
1981年 中嶋嶺雄 東京外國語大學教授 『北京烈烈』 長野県 現代中國政治
村松岐夫 京都大學教授 『戦後日本の官僚制』 靜岡県 行政學
地方自治論
安場保吉 大阪大學教授 『経済成長論』 東京都 経済発展論
比較経済史
1982年 豬口孝 東京大學助教授 『國際政治経済の構図』 新潟県 政治學
國際関係論
長尾龍一 東京大學教授 『日本國家思想史研究』 東京都 法哲學
政治思想史
憲法思想史
1983年 石弘光 一橋大學教授 『財政改革の論理』 東京都 財政學
植田和男 大阪大學助教授 『國際マクロ経済學と日本経済』 東京都 マクロ経済學
金融論
國際金融論
1984年 竹中平蔵 大蔵省財政金融研究室
主任研究官
『研究開発と設備投資の経済學』 和歌山県 國際経済學
吉川洋 大阪大學助教授 『マクロ経済學研究』 東京都 マクロ経済學
1985年 青木昌彥 京都大學教授 『現代の企業』 愛知県 比較制度分析
五百籏頭真 神戸大學教授 『米國の日本佔領政策』 兵庫県 日本政治外交史
政策過程論
日米関係論
1986年 斎藤修 一橋大學助教授 『プロト工業化の時代』 埼玉県 比較経済史
歴史人口學
1987年 豬木武徳 大阪大學教授 『経済思想』 滋賀県 労働経済學
経済思想
経済史
北岡伸一 立教大學教授 『清沢洌』 奈良県 日本政治史
1988年 大津定美 龍谷大學教授 『現代ソ連の労働市場』 北海道 経済政策
関場誓子 ボストン総領事館領事 『超大國の回転木馬』 三重県 國際政治學
1989年 島田晴雄 慶應義塾大學教授 『ヒューマンウェアの経済學』 東京都 労働経済學
日本経済論
経済政策

1990年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1990年 石井菜穂子 大蔵省主稅局
國際租稅課課長補佐
『政策協調の経済學』 東京都 國際マクロ経済學
J.M.ラムザイヤー カリフォルニア大學ロサンゼルス校教授 『法と経済學』 宮崎県 日本法
法と経済學
1991年 塩沢由典 大阪市立大學教授 『市場の秩序學』 長野県 理論経済學
1992年 白石隆 コーネル大學准教授 『インドネシア 國家と政治』 愛媛県 インドネシア政治
1993年 赤根谷達雄 筑波大學専任講師 『日本のガット加入問題』 秋田県 國際政治経済學
安全保障論
岩井克人 東京大學教授 『貨幣論』 東京都 不均衡動學
貨幣論
法人論
岡崎哲二 東京大學助教授 『日本の工業化と鉄鋼産業』 東京都 日本経済史
1994年 黒田明伸 名古屋大學助教授 『中華帝國の構造と世界経済』 北海道 東アジア経済史
真渕勝 大阪市立大學助教授 『大蔵省統制の政治経済學』 兵庫県 行政學
公共政策分析
1995年 受賞者なし      
1996年 杉原薫 大阪大學教授 『アジア間貿易の形成と構造』 京都府 アジア経済史
田中明彥 東京大學助教授 『新しい「中世」』 埼玉県 國際政治學
御廚貴 東京都立大學教授 『政策の総合と権力』を中心として 東京都 日本政治史
1997年 関満博 専修大學助教授 『空洞化を超えて』を中心として 富山県 産業論
中小企業論
地域経済論
若林正丈 東京大學教授 『蔣経國と李登輝』を中心として 長野県 台灣現代史
台灣現代政治
1998年 ポール・シェアード ベアリング投信(株)
ストラテジスト
『メインバンク資本主義の危機』 豪州 日本経済
高尾義一 野村総合研究所研究理事 『金融デフレ』を中心として 大阪府 日本の金融システム
1999年 村田晃嗣 広島大學助教授 『大統領の挫折』 兵庫県 アメリカ外交

2000年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2000年 坂元一哉 大阪大學教授 『日米同盟の絆』 福岡県 日米関係史
2001年 大野健一 政策研究大學院大學教授 『途上國のグローバリゼーション』
を中心として
兵庫県 開発経済學
途上國経済論
田所昌幸 防衛大學校教授 『「アメリカ」を超えたドル』 大阪府 國際政治學
2002年 玄田有史 東京大學助教授 『仕事のなかの曖昧な不安』 島根県 労働経済學
細谷雄一 敬愛大學専任講師 『戦後國際秩序とイギリス外交』 千葉県 國際政治史
イギリス外交史
2003年 木村幹 神戸大學助教授 『韓國における「権威主義的」體制の成立』 大阪府 比較政治學
朝鮮半島地域研究
津上俊哉 獨法経済産業研究所
上席研究員
『中國台頭』 愛媛県 中國地域研究
牧原出 東北大學大學院助教授 『內閣政治と「大蔵省支配」』 愛知県 行政學
日本政治史
2004年 川島真 北海道大學助教授 『中國近代外交の形成』 東京都 アジア政治外交史
國分良成 慶應義塾大學教授 『現代中國の政治と官僚制』を中心として 東京都 現代中國政治
2005年 岡本隆司 京都府立大學助教授 『屬國と自主のあいだ』 京都府 中國近代史
東アジア國際関係史
大竹文雄 大阪大學教授 『日本の不平等』 京都府 労働経済學
宮城大蔵 北海道大學専任講師 『戦後アジア秩序の模索と日本』 東京都 アジア政治史
2006年 黒崎輝 立教大學兼任講師 『核兵器と日米関係』 新潟県 國際政治學
國際政治史
神門善久 明治學院大學教授 『日本の食と農』 島根県 経済政策
2007年 飯尾潤 政策研究大學院大學教授 『日本の統治構造』 兵庫県 現代日本政治理論
土居丈朗 慶應義塾大學准教授 『地方債改革の経済學』 奈良県 財政學
公共経済學
2008年 堂目卓生 大阪大學教授 『アダム・スミス』 岐阜県 経済思想史
松田宏一郎 立教大學教授 『江戸の知識から明治の政治へ』 広島県 日本政治思想史
2009年 武內進一 國際協力機構JICA研究所
上席研究員
『現代アフリカの紛爭と國家』 兵庫県 アフリカ政治
地域紛爭
平和構築論

2010年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2010年 倉田徹 金澤大學准教授 『中國返還後の香港』 神奈川縣 現代中國政治
瀧井一博 國際日本文化研究中心
准教授
『伊藤博文』 福岡県 國制史、比較法史
2011年 井上正也 香川大學准教授 『日中國交正常化の政治史』 大阪府 日本外交史
國際関係論
古川隆久 日本大學教授 『昭和天皇』 東京都 日本近代史
2012年 井口治夫 名古屋大學教授 『鮎川義介と経済的國際主義』 菲律賓 國際関係論
政治學
鈴木一人 北海道大學准教授 『宇宙開発と國際政治』 長野県 國際政治學
待鳥聡史 京都大學教授 『首相政治の制度分析』 福岡県 アメリカ政治
2013年 砂原庸介 大阪大學准教授 『大阪―大都市は國家を超えるか』 大阪府 政治學
中島琢磨 龍谷大學准教授 『沖縄返還と日米安保體制』 長崎県 政治學
日本政治外交史
2014年 大西裕 神戸大學教授 『先進國・韓國の憂鬱――少子高齢化、経済格差、グローバル化』 兵庫県 行政學
韓國政治
中澤渉 大阪大學准教授 『なぜ日本の公教育費は少ないのか――教育の公的役割を問いなおす』 埼玉県 教育社會學
社會階層論
2015年 前田健太郎 東京大學准教授 『市民を雇わない國家』 東京都 政治學
2016年 鹽出浩之 琉球大學教授 『越境者の政治史』 広島県 日本近代史
日本政治外交史
白鳥潤一郎 北海道大學研究員 『「経済大國」日本の外交』 靜岡県 國際政治學

芸術・文學部門[編輯]

1970年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1979年 磯田光一 文芸評論家 『永井荷風』 神奈川県 文芸評論
酒井忠康 鎌倉近代美術館學芸員 『開化の浮世絵師 清親』を中心として 北海道 美術史
長谷川堯 武蔵野美術大學助教授 『建築有情』を中心として 島根県 建築史

1980年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1980年 小泉文夫 東京芸術大學教授 『民族音楽研究ノート』を中心として 東京都 民族音楽
谷沢永一 關西大學教授 『完本 紙つぶて』を中心として 大阪府 文芸評論
若桑みどり 東京芸術大學助教授 『寓意と象徴の女性像』を中心として 兵庫県 西洋美術史
ジェンダー論
1981年 中野三敏 九州大學助教授 『戲作研究』 福岡県 近世文學
芳賀徹 東京大學教授 『平賀源內』 山形県 比較文學
1982年 海老沢敏 國立音楽大學學長 『ルソーと音楽』を中心として 東京府 音楽學
辻佐保子 名古屋大學教授 『古典世界からキリスト教世界へ』 愛知県 美術史
樋口忠彥 山梨大學助教授 『日本の景観』 埼玉県 景観工學
1983年 郷原宏 詩人読売新聞社記者 『詩人の妻 高村智恵子ノート』 島根県 文芸評論
小林忠 東京國立博物館絵畫室員 『江戸絵畫史論』 東京都 日本美術史
佐々木健一 東京大學助教授 『せりふの構造』 東京都 美學史
1984年 田中日佐夫 成城大學教授 『日本畫 繚亂の季節』 岡山県 日本美術史
三浦雅士 評論家 『メランコリーの水脈』を中心として 青森県 舞踏研究
吉田敦彥 學習院大學教授 『ギリシァ文化の深層』を中心として 東京都 神話學
1985年 大笹吉雄 演劇評論家 『日本現代演劇史』 大阪府 演劇評論
玉泉八州男 東京工業大學教授 『女王陛下の興行師たち』 新潟県 英文學
船山隆 東京芸術大學教授 『ストラヴィンスキー』 福島県 音楽學
1986年 阿満利麿 NHKチーフディレクター 『宗教の深層』 京都府 宗教學
日本思想史
井上章一 京都大學助手 『つくられた桂離宮神話』を中心として 京都府 建築史
守屋毅 國立民族學博物館助教授 『近世芸能興行史の研究』 京都府 日本文化史
1987年 伊藤俊治 美術評論家 『ジオラマ論』 秋田県 美術史
寫真史
井上和雄 神戸商船大學教授 『モーツァルト心の軌跡』 北海道 経済學
音楽評論
宮岡伯人 北海道大學教授 『エスキモー』を中心として 兵庫県 言語學
1988年 佐々木幹郎 詩人 『中原中也』 奈良県 音楽文芸
原広司 東京大學教授 『空間〈機能から様相へ〉』 神奈川県 建築學
松木寛 東京都美術館學芸員 『蔦屋重三郎』 宮城県 江戸芸術
1989年 森洋子 明治大學教授 『ブリューゲルの「子供の遊戱」』 新潟県 西洋美術
渡辺裕 玉川大學専任講師 『聴衆の誕生』 千葉県 音楽美學

1990年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1990年 北澤憲昭 美術評論家 『眼の神殿』 東京都 日本近代美術史
鈴木博之 東京大學教授 『東京の「地霊(ゲニウス・ロキ)」』を中心として 東京都 建築史
長谷川櫂 俳人 『俳句の宇宙』 熊本県 俳句
1991年 鹿島茂 共立女子大學助教授 『馬車が買いたい!』 神奈川県 フランス文學
五味文彥 東京大學助教授 『中世のことばと絵』を中心として 山梨県 日本中世史
西垣通 明治大學教授 『デジタル・ナルシス』 東京都 情報學
1992年 川本皓嗣 東京大學教授 『日本詩歌の伝統』 大阪府 比較文學
中川真 京都市立芸術大學助教授 『平安京 音の宇宙』 奈良県 音楽學
1993年 木下直之 兵庫県立近代美術館學芸員 『美術という見世物』 靜岡県 博物館學
杉田英明 東京大學助教授 『事物の聲 絵畫の詩』 東京都 中東文化
馬渕明子 日本女子大學助教授 『美のヤヌス』 神奈川県 美術史
1994年 今橋映子 筑波大學専任講師 『異都憧憬 日本人のパリ』 東京都 比較文化學
玉蟲敏子 靜嘉堂文庫美術館主任學芸員 『酒井抱一筆 夏秋草図屏風』 東京都 美術史
尹相仁 漢陽大學校文科大學助教授 『世紀末と漱石』 韓國 日本文學
1995年 今橋理子 東海大學専任講師 『江戸の花鳥畫』 東京都 美術史
川崎賢子 文芸・演劇評論家 『彼等の昭和』 宮城県 文芸・演劇評論
張競 東北芸術工科大學助教授 『近代中國と「戀愛」の発見』 中國 日中比較文化論
1996年 飯沢耕太郎 寫真評論家 『寫真美術館へようこそ』 宮城県 寫真評論
兵藤裕己 成城大學教授 『太平記〈よみ〉の可能性』 愛知県 日本中世文學
芸能研究
1997年 イ・ヨンスク 一橋大學助教授 『「國語」という思想』 韓國 社會言語學
稲賀繁美 國際日本文化研究センター助教授 『絵畫の黃昏』 広島県 美術研究
仁平勝 俳人評論家 『俳句が文學になるとき』を中心として 東京都 俳句・文芸評論
1998年 岩佐壯四郎 関東學院女子短期大學教授 『抱月のベル・エポック』 島根県 日本近代文學
佐伯順子 帝塚山學院大學助教授 『「色」と「愛」の比較文化史 』 東京都 比較文化學
高橋裕子 學習院大學教授 『イギリス美術』 東京都 西洋美術
1999年 榎本泰子 同志社大學専任講師 『楽人の都・上海』 東京都 日中比較音楽學
佐藤道信 東京芸術大學助教授 『明治國家と近代美術』 秋田県 美術史
永渕康之 名古屋工業大學助教授 『バリ島』 兵庫県 文化人類學
民俗學

2000年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2000年 蒲池美鶴 京都大學助教授 『シェイクスピアのアナモルフォーズ』 愛媛県 英文學
成恵卿 ソウル女子大學校副教授 『西洋の夢幻能』 韓國 比較文學
吉田憲司 國立民族學博物館教授 『文化の「発見」』 京都府 文化人類學
2001年 岡田暁生 神戸大學助教授 『オペラの運命』 京都府 音楽學
河合祥一郎 東京大學助教授 『ハムレットは太っていた!』 福井県 シェイクスピア
田中優子 法政大學教授 『江戸百夢』 神奈川県 江戸文化
2002年 加藤徹 広島大學助教授 『京劇』 東京都 中國文學
小谷野敦 東京大學非常勤講師
明治大學兼任講師
『聖母のいない國』 茨城県 比較文學
沼野充義 東京大學助教授 『徹夜の塊 亡命文學論』 東京都 スラヴ文學
2003年 飯島洋一 建築評論家
多摩美術大學教授
『現代建築・アウシュヴィッツ以後』
を中心として
東京都 建築評論
宮崎法子 実踐女子大學教授 『花鳥・山水畫を読み解く』 千葉県 中國絵畫史
2004年 田中貴子 京都精華大學人文學部助教授 『あやかし考—不思議の中世へ』を中心として 京都府 國文學
原研哉 グラフィックデザイナー
武蔵野美術大學教授
『デザインのデザイン』 岡山県 デザイン學
2005年 齋藤希史 東京大學助教授 『漢文脈の近代』 千葉県 漢文學
柴田元幸 東京大學教授 『アメリカン・ナルシス』 東京都 アメリカ文學
宮下規久朗 神戸大學助教授 『カラヴァッジョ-聖性とヴィジョン』 愛知県 美術史
2006年 鈴木禎宏 お茶の水女子大學助教授 『バーナード・リーチの生涯と芸術』 千葉県 比較文化史
竹內一郎 劇作家・演出家 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 福岡県 漫畫
2007年 河本真理 京都造形芸術大學准教授 『切斷の時代』 東京都 美術史
三浦篤 東京大學教授 『近代芸術家の表象』 島根県 美術史
山本淳子 京都學園大學准教授 源氏物語の時代』 石川県 平安朝文學
2008年 奧中康人 大阪大學大學院招聘研究員 『國家と音楽-伊澤修二がめざした日本近代』 奈良県 音楽學
林洋子 京都造形芸術大學准教授 『藤田嗣治 作品をひらく-旅・手仕事・日本』 京都府 美術史
2009年 伊東信宏 大阪大學准教授 『中東歐音楽の迴路』 京都府 音楽學
藤原貞朗 茨城大學准教授 『オリエンタリストの憂鬱』 大阪府 美術史
矢內賢二 日本芸術文化振興會職員 『明治キワモノ歌舞伎 空飛ぶ五代目菊五郎』 徳島県 歌舞伎

2010年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2010年 石原あえか 慶應義塾大學商學部教授 『科學する詩人 ゲーテ』 東京都 ドイツ文學
北河大次郎 文化財保存修復研究國際センター
プロジェクト・マネージャー
『近代都市パリの誕生』 靜岡県 土木工學・景観
古田亮 東京藝術大學准教授 『俵屋宗達-琳派の祖の真実』 東京都 日本美術史
2011年 輪島裕介 大阪大學准教授 『創られた「日本の心」神話』 石川県 音楽學
大和田俊之 慶應義塾大學法學部准教授 『アメリカ音楽史』 神奈川県 ポピュラー音楽
2012年 堀まどか 國際日本文化研究センター
機関研究員
『「二重國籍」詩人 野口米次郎』 山口県 比較文學
水野千依 京都造形芸術大學准教授 『イメージの地層』 大阪府 ルネサンス美術
2013年 阿部公彥 東京大學准教授 『文學を〈凝視する〉』 神奈川県 英米文學
岡田萬里子 ミシガン大學日本研究センター
客員研究員
『京舞井上流の誕生』 演劇學
2014年 互盛央 講談社勤務 『言語起源論の系譜』 東京都 言語論
思想史
長門洋平 國際日本文化研究センター
機関研究員
『映畫音響論――溝口健二映畫を聴く』 長野県 音楽研究
映畫研究
2015年 安藤禮二 多摩美術大學准教授 『折口信夫』 東京都 民俗學
大野裕之 劇作家 『チャップリンとヒトラー―メディアとイメージの世界大戦―』 大阪府 演劇論
吉田寛 立命館大學教授 『絶対音楽の美學と分裂する〈ドイツ〉』 福島県 美學芸術學
[016年 池上裕子 神戸大學准教授 『越境と覇権』 東京都 アメリカ美術
沖本幸子 青山學院大學准教授 『亂舞の中世』 東京都 芸能史
表象文化論
金沢百枝 東海大學教授 『ロマネスク美術革命』 東京都 西洋美術史

社會・風俗部門[編輯]

1970年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1979年 藤原房子 日本経済新聞記者 『手の知恵―秘められた可能性』 福井県 ジャーナリスト
福田紀一 大阪・明星學園教諭 『おやじの國史とむすこの日本史』 大阪府 日本思想史
日下公人 日本長期信用銀行參與 『新・文化産業論』 兵庫県 経済學

1980年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1980年 立川昭二 北里大學教授 『歴史紀行 死の風景』 東京都 病理史
1981年 平川祐弘 東京大學教授 『小泉八雲』を中心として 東京都 比較文學
金子務 中央公論社
『自然』編集部次長
『アインシュタイン・ショック』 埼玉県 科學史
岡崎久彥 駐米日本國大使館公使 『國家と情報』 関東州 外交論
1982年 本間千枝子 主婦 『アメリカの食卓』 東京都 ノンフィクション
浜口恵俊 大阪大學助教授 『間人主義の社會 日本』 和歌山県 社會學
1983年 向井敏 批評家 『虹をつくる男たち』 大阪府 広告批評
船橋洋一 朝日新聞社記者 『內部—ある中國報告』 北京 ジャーナリスト
1984年 西部邁 東京大學助教授 『生まじめな戱れ』を中心として 北海道 社會経済學
天野郁夫 東京大學教授 『試験の社會史』 神奈川県 教育社會學
1985年 陣內秀信 法政大學助教授 『東京の空間人類學』 福岡県 イタリア建築・都市史
青木保 大阪大學教授 『儀禮の象徴性』 東京都 文化人類學
1986年 堀內勝 中部大學教授 『ラクダの文化誌』 山梨県 アラブ文學
藤森照信 東京大學助教授 『建築探偵の冒険・東京篇』 長野県 建築史
大貫恵美子 ウィスコンシン大學教授 『日本人の病気観』 兵庫県 文化人類學
1987年 袴田茂樹 青山學院大學教授 『深層の社會主義』 広島県 ロシア社會論
長島伸一 長野大學講師 『世紀末までの大英帝國』 神奈川県 19世紀英國史
1988年 鳴海邦碩 大阪大學助教授 『アーバン・クライマクス』を中心として 青森県 都市環境デザイン
梶田孝道 津田塾大學助教授 『エスニシティと社會変動』 岐阜県 國際社會學
1989年 養老孟司 東京大學教授 『からだの見方』 神奈川県 解剖學
原田信男 札幌大學女子短期大學部助教授 『江戸の料理史』 栃木県 生活文化史
荒俁宏 作家・翻訳家 『世界大博物図鑑 第2巻 魚類』 東京都 博物學

1990年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1990年 劉香織 東京大學博士課程 『斷髪—近代アジアの文化衝突』 兵庫県 比較文化
上垣外憲一 國際日本文化研究センター助教授 『雨森芳洲』 長野県 比較文學
1991年 川本三郎 評論家 『大正幻影』 東京都 文芸評論
1992年 劉岸偉 札幌大學助教授 『東洋人の悲哀』 中國 比較文學
倉沢愛子 在インドネシア日本大使館
専門調査員
『日本佔領下のジャワ農村の変容』 大阪府 東南アジア社會史
1993年 松山巖 評論家 『うわさの遠近法』 東京都] 小説家・文芸評論
1994年 大塚英志 評論家 『戦後まんがの表現空間』 東京都 漫畫批評
上野千鶴子 東京大學助教授 『近代家族の成立と終焉』 富山県 家族社會學
ジェンダー
1995年 武田雅哉 北海道大學助教授 『蒼頡たちの宴』 北海道 中國文學
奧本大三郎 埼玉大學教授 『楽しき熱帯』 大阪府 フランス文學
1996年 小熊英二 東京大學博士課程 『単一民族神話の起源』 東京都 歴史社會學
相関社會科學
安克昌 神戸大學助手 『心の傷を癒すということ』 大阪府 精神醫學
1997年 港千尋 多摩美術大學助教授 『記憶』 神奈川県 寫真評論
西川恵 毎日新聞社ローマ支局長 『エリゼ宮の食卓』 長崎県 フランス文化
1998年 四方田犬彥 明治學院大學教授 『映畫史への招待』を中心として 大阪府 比較文學・映畫史
原武史 山梨學院大學助教授 『「民都」大阪対「帝都」東京』 東京都 日本政治思想史
1999年 結城英雄 法政大學教授 『「ユリシーズ」の謎を歩く』 群馬県 イギリス文學
古田博司 筑波大學助教授 『東アジアの思想風景』を中心として 神奈川県 東アジア政治學
韓國政治學

2000年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2000年 武田徹 ジャーナリスト・評論家 『流行人類學クロニクル』 東京都 ジャーナリズム・社會學
勝見洋一 著述業 『中國料理の迷宮』 東京都 料理評論
2001年 野崎歓 東京大學助教授 『ジャン・ルノワール 越境する映畫』を中心として 新潟県 フランス文學
春日直樹 大阪大學教授 『太平洋のラスプーチン』 東京都 経済人類學
2002年 切通理作 文筆者 『宮崎駿の〈世界〉 東京都 文化批評
河東仁 立教大學助教授 『日本の夢信仰』 東京都 宗教學
2003年 瀬川千秋 翻訳家・フリーランスライター 『闘蟋(とうしつ)』 東京都 中國文化
佐藤卓己 國際日本文化研究センター助教授 『「キング」の時代』 広島県 メディア論
2004年 渡辺靖 慶應義塾大學環境情報學部助教授 『アフター・アメリカ—ボストニアンの軌跡と〈文化の政治學〉』 北海道 文化人類學
黒岩比佐子 ノンフィクションライター 『「食道楽」の人—村井弦斎』 東京都 ノンフィクション
2005年 該當なし
2006年 マイク・モラスキー ミネソタ大學准教授 『戦後日本のジャズ文化—映畫・文學・アングラ』 米國 戦後日本文化史
2007年 ヨコタ村上孝之 大阪大學准教授 『色男の研究』 比較文學
福岡伸一 青山學院大學教授 『生物と無生物のあいだ』 東京都 分子生物學
2008年 平松剛 ノンフィクション作家 『磯崎新の「都庁」-戦後日本最大のコンペ』 建築史
片山杜秀 慶應義塾大學准教授 『音盤考現學』
『音盤博物誌』
宮城県 政治思想史
音楽評論
2009年 持田敘子 近代文學研究者 『荷風へ、ようこそ』 日本近代文學
秋山聰 東京大學准教授 『聖遺物崇敬の心性史—西洋中世の聖性と造形』 長崎県 西洋美術史

2010年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2010年 米田綱路 図書新聞スタッフライター 『モスクワの孤獨
-「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア』
奈良県 ジャーナリスト
2011年 小川さやか 國立民族學博物館機関研究員 『都市を生きぬくための狡知
-タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』
愛知県 文化人類學
2012年 渡辺一史 ノンフィクション作家 『北の無人駅から』 大阪府 ノンフィクション
酒井隆史 大阪府立大學准教授 『通天閣 新・日本資本主義発達史』 社會思想史
2013年 青木深 一橋大學特任講師 『めぐりあうものたちの群像―戦後日本の米軍基地と音楽1945-1958』 文化人類學
ポピュラー音楽研究
中西竜也 京都大學特定助教 『中華と対話するイスラーム―7-19世紀中國ムスリムの思想的営為』 東洋史學
2014年 小川和也 中京大學教授 『儒學殺人事件――堀田正俊と徳川綱吉』 群馬県 日本思想史
日本近世史
通崎睦美 木琴マリンバ奏者 『木琴デイズ――平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』 京都府 音楽
2015年 滝澤克彥 長崎大學准教授 『越境する宗教 モンゴルの福音派』 広島県 宗教學
2016年 木村洋 熊本県立大學准教授 『文學熱の時代』 兵庫県 日本近代文學

思想・歴史部門[編輯]

1980年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1980年 阿部謹也 一橋大學教授 『中世を旅する人びと』 東京都 ドイツ中世史
野口武彥 神戸大學助教授 『江戸の歴史家』 東京都 近世儒學
1981年 塩野七生 評論家・小説家 『海の都の物語』 東京都 イタリア史
吉沢英成 甲南大學教授 『貨幣と象徴』 東京都 社​會​政​治​経​済​學
1982年 清水廣一郎 広島大學教授 『中世イタリア商人の世界』 東京都 イタリア史
中村良夫 東京工業大學教授 『風景學入門』 東京都 景観工學・國土史
1983年 有泉貞夫 東京商船大學教授 『星亨』 山梨県 日本近代政治史
本城靖久 著述、翻訳業 『グランド・ツアー』 京都府 旅行評論
増成隆士 筑波大學助教授 『思考の死角を視る』 東京都 美學・哲學
1984年 菅野盾樹 大阪大學助教授 『我、ものに遭う』 東京都 記號學
人間學
形而上學
中沢新一 東京外國語大學助手 『チベットのモーツァルト』 山梨県 宗教學・人類學
1985年 佐伯啓思 滋賀大學助教授 『隠された思考』 奈良県 社會経済學
社會思想史
武田佐知子 大阪外國語大學助教授 『古代國家の形成と衣服制』 東京都 日本古代史
服裝史
女性史
二木謙一 國學院大學教授 『中世武家儀禮の研究』 東京都 日本中世史
    (戦國史)
1986年 井上達夫 千葉大學助教授 『共生の作法』 大阪府 法哲學
今田高俊 東京工業大學助教授 『自己組織性』 兵庫県 社會學
坂部恵 東京大學教授 『和辻哲郎』を中心として 神奈川県 哲學
1987年 延広真治 東京大學助教授 『落語はいかにして形成されたか』 徳島県 近世文學・落語
山內昌之 東京大學助教授 スルタンガリエフの夢』 北海道 近代イスラム史
中央アジア史
國際関係史
1988年 笠谷和比古 國文學研究資料館助手 『主君「押込」の構造』 兵庫県 日本近世史
1989年 安野眞幸 弘前大學教授 『バテレン追放令』 神奈川県 日本中世史
堀池信夫 筑波大學助教授 『漢魏思想史研究』 東京都 中國思想史
鷲田清一 關西大學教授 『分散する理性』および
『モードの迷宮』
京都府 臨床哲學・倫理學

1990年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
1990年 石川九楊 書家 『書の終焉』 福井県 書道・書道史
西村清和 埼玉大學教授 『遊びの現象學』 京都府 美學
1991年 坂本多加雄 學習院大學教授 『市場・道徳・秩序』 愛知県 日本政治思想史
山室恭子 神戸大學助教授 『中世のなかに生まれた近世』 東京都 日本近世史
1992年 坂本一登 國學院大學教授 『伊藤博文と明治國家形成』 広島県 日本近代史
新村拓 神奈川県立茅ケ崎高校
定時制教諭
『老いと看取りの社會史』
を中心として
靜岡県 醫療史
1993年 佐々木力 東京大學教授 『近代學問理念の誕生』 宮城県 科學史・科學哲學
高山博 東京大學助教授 『中世地中海世界とシチリア王國』 福岡県 西洋史
1994年 小杉泰 國際大學助教授 『現代中東とイスラーム政治』 北海道 イスラム研究
園田英弘 國際日本文化研究センター教授 『西洋化の構造』 福岡県 日本社會史
比較社會學
本村凌二 東京大學教授 『薄闇のローマ世界』 熊本県 古代ローマ社會史
1995年 石川達夫 広島大學助教授 『マサリクとチェコの精神』 東京都 スラヴ文化論
ロシア・チェコ文學
杉山正明 京都大學助教授 『クビライの挑戦』 靜岡県 モンゴル史
中央ユーラシア史
1996年 王柯 神戸大學助教授 『東トルキスタン共和國研究』 中國南陽 歴史學
坂本達哉 慶應義塾大學教授 『ヒュームの文明社會』 東京都 イギリス社會思想
1997年 広田照幸 東京大學助教授 『陸軍將校の教育社會史』 広島県 教育社會學
三谷博 東京大學教授 『明治維新とナショナリズム』 広島県 日本近代史
1998年 豊永郁子 九州大學助教授 『サッチャリズムの世紀』 愛知県 比較政治學
山內進 一橋大學教授 『北の十字軍』を中心として 北海道 法制史・法文化史
西洋中世法史
1999年 東浩紀 日本學術振興會特別研究員 『存在論的、郵便的
-ジャック・デリダについて』
東京都 ポストモダン
現代思想
下條信輔 カリフォルニア工科大學教授 『〈意識〉とは何だろうか』
を中心として
東京都 認知心理學

2000年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2000年 新宮一成 京都大學教授 『夢分析』を中心として 大阪府 精神醫學
酒井健 法政大學教授 『ゴシックとは何か』 東京都 フランス文學
金森修 東京水産大學教授 『サイエンス・ウォーズ』 北海道 科學哲學
2001年 長尾伸一 名古屋大學助教授 『ニュートン主義とスコットランド啓蒙』 愛知県 経済史
菅野覚明 東京大學助教授 『神道の逆襲』 東京都 倫理學
2002年 田中純 東京大學助教授 『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』 宮城県 思想史
2003年 六車由実 東北芸術工科大學
東北文化研究センター研究員
『神、人を喰う』 靜岡県 民俗學
R.D.エルドリッヂ 大阪大學大學院助教授 『沖縄問題の起源』 米國 政治學
2004年 平野聰 東京大學大學院
法學政治學研究科助教授
『清帝國とチベット問題
—多民族統合の成立と瓦解』
神奈川県 アジア政治外交史
2005年 村井良太 駒澤大學専任講師 『政黨內閣制の成立』 香川県 日本政治外交史
関口すみ子 法政大學助教授 『御一新とジェンダー』 群馬県 ジェンダー論
苅谷剛彥 東京大學教授 『教育の世紀』 東京都 教育社會學
2006年 中島秀人 東京工業大學助教授 『日本の科學/技術はどこへいくのか』
を中心として
東京都 科學技術史
苅部直 東京大學教授 『丸山眞男—リベラリストの肖像』
を中心として
東京都 日本政治思想史
2007年 納富信留 慶應義塾大學文學部准教授 『ソフィストとは誰か?』 東京都 哲學
宇野重規 東京大學
社會科學研究所准教授
『トクヴィル 平等と不平等の理論家』 東京都 政治思想史
2008年 松木武彥 岡山大學准教授 『列島創世記
-舊石器・縄文・彌生・古墳時代』
愛媛県 考古學
日暮吉延 鹿児島大學教授 『東京裁判』 東京都 日本政治外交史
2009年 松森奈津子 靜岡県立大學
國際関係學部講師
『野蠻から秩序へ
-インディアス問題とサラマンカ學派』
東京都 政治學
池內恵 東京大學
先端科學技術研究センター
准教授
『イスラーム世界の論じ方』 東京都 アラブ研究

2010年代[編輯]

受賞者 職業・肩書き 受賞作 出身 専門分野
2010年 田中久美子 東京大學大學院
情報理工學系研究科准教授
『記號と再帰
-記號論の形式・プログラムの必然』
計算言語學
言語工學
2011年 隠岐さや香 広島大學准教授 『科學アカデミーと『有用な科學』』 東京都 科學技術史
伊達聖伸 上智大學准教授 『ライシテ、道徳、宗教學』 宮城県 宗教學
2012年 篠田英朗 広島大學准教授 『『國家主権』という思想』 神奈川県 國際関係論
高山裕二 早稲田大學助教 『トクヴィルの憂鬱』 岐阜県 政治思想史、宗教社會學
2013年 工藤晶人 學習院女子大學准教授 『地中海帝國の片影-フランス領アルジェリアの19世紀』 歴史學
將基面貴巳 奧塔哥大學准教授 『ヨーロッパ政治思想の誕生』 神奈川県 中世ヨーロッパ政治思想史
2014年 福嶋亮大 京都造形藝術大學非常勤講師
日本學術振興會特別研究員
『復興文化論―日本的創造の系譜』 京都府 文芸批評
中國文學
本田晃子 北海道大學スラブ研究センター
共同研究員
『天體建築論―レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』 岡山県 表象文化論
建築史
2015年 奈良岡聰智 京都大學教授 『対華二十一ヵ條要求とは何だったのか―第一次世界大戦と日中対立の原點』 青森県 政治學、日本外交史
2016年 熊谷英人 明治學院大學専任講師 『フランス革命という鏡』 東京都 政治學史
高山大毅 駒澤大學講師 『「近世日本の「禮楽」と「修辭」』 千葉県 近世日本思想史
近世日本漢文學

參考資料[編輯]

  1. ^ 夏目房之介. 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』サントリー学芸賞!:夏目房之介の「で?」. ITmedia オルタナティブ・ブログ. 2006-11-09 [2011-10-21]. (原始內容存檔於2012-03-08). 
  2. ^ 宮本大人. サントリー学芸賞はその歴史に大きな汚点を残した. はてなダイアリー. 2006-11-09 [2011-10-21]. (原始內容存檔於2012-02-27). 

外部連結[編輯]